四川大地震から五輪へ - 問われる愛国
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/07/02 20:00 投稿番号: [166330 / 196466]
投稿者:爺
【五輪の中国】問われる「愛国」の中身
06/23 03:01更新
少数民族チャン族の美少女アイドル、「天仙妹妹」(天女のようなかわいい娘)ことアルマイナさんは、故郷の四川省アバ・チベット族チャン族自治州の理県を四川大地震が襲ったとき、広西チワン族自治区でテレビドラマの撮影中だった。父母の無事は確認できた。その後、なんとかスケジュールを都合し、倒壊した学校の子供たちにプレゼントを贈ろうと6月1日に被災地を訪れた。そこで見た光景についてこう語る。
「各国の義援金や救援隊、医療隊が被災地に集まっていた。地震が中国と世界を一枚岩にした。世界が愛であふれていることを体感した」
アルマイナさんは聖火ランナーの一人でもある。インターネット上で幅をきかす偏狭で「憤青」(憤る青年)と呼ばれる愛国主義的な若者の間にファンが多く、彼女は民族団結、愛国宣伝の格好のシンボルに仕立て上げられたかにみえた。しかし「祖国を愛することは故郷や父母を愛すること。それは世界、私たちの“地球村”を愛することと同じです。だから五輪や聖火リレーは中国が世界にとけ込むことを体現するものでなければならない」という。その言葉には「世界市民主義」のようなものが見え隠れする。
四川大地震後の中国の「愛国心」の変遷は興味深い。地震の約2カ月前に起きたチベット騒乱への政府の対応が、国際社会の強い非難を招くと、中国人を刺激し「反欧米」「反国際主義」という形となって愛国心を燃え上がらせた。聖火リレーの国際ルートは、それを妨害しようとする人権活動家を数で圧倒しようとする中国人留学生らが掲げる五星紅旗で赤く染まった。そのまま8月8日の開会式を迎えていれば、国威発揚と中華民族団結を前面に押し出した“愛国五輪”となっただろう。
ところが地震の発生により、人道をうたい、聖火リレーを非難し、国際援助への感謝を叫ぶことになる。インターネット上では「聖火リレーをやめ、その金を被災地にまわすべきだ」などの書き込みも相次いだ。義援金、献血の全国的な広がりも記憶に新しい。
地震発生2日目に被災地入りした、反日愛国主義者のリーダー的存在である中国民間保釣(尖閣防衛)連合会の童増会長は「(地震発生前の)聖火リレーのときの中国人の反応は愛国というより、一種のお祭り騒ぎだった」と振り返る。一方、震災に対する国民の関心は「もっと普遍的な人としての感情であり、人道主義に基づいていた」という。「日本人が被災地に駆けつけてくれたのを目の当たりにすれば、反日であっても感動する。私も人を通じて、日本政府に感謝のファクスを送った」とも。
在野の法律家で公益訴訟人として知られる●勁松氏は「中国人は世界で最も愛国心のない国民だ」と言い切る。愛国心に見えたものは、実は表現や報道の自由が制限されている中での教育の誘導による“臣民意識”にすぎない。体制と権力の意向に沿った「愛国」なのだ。
中国人の本質は徹底的な個人主義でもある。2003年の新型肺炎(SARS)の流行時に、人々は先を争うように北京脱出をはかり、買い占めや便乗値上げも横行した。これに対し、今回の大地震でみられた国民の反応を、自発的に公民の義務と権利を行使し国家を支えようとする「公民意識」の目覚めだとする論評は少なくない。
北京五輪は、芽生えた「公民意識」を反映したものになるのだろうか。「愛国」の中身が問われている。(北京 福島香織)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/155261/
さて、どうなるかな?
少々投稿しすぎたな、では御免(苦笑
【五輪の中国】問われる「愛国」の中身
06/23 03:01更新
少数民族チャン族の美少女アイドル、「天仙妹妹」(天女のようなかわいい娘)ことアルマイナさんは、故郷の四川省アバ・チベット族チャン族自治州の理県を四川大地震が襲ったとき、広西チワン族自治区でテレビドラマの撮影中だった。父母の無事は確認できた。その後、なんとかスケジュールを都合し、倒壊した学校の子供たちにプレゼントを贈ろうと6月1日に被災地を訪れた。そこで見た光景についてこう語る。
「各国の義援金や救援隊、医療隊が被災地に集まっていた。地震が中国と世界を一枚岩にした。世界が愛であふれていることを体感した」
アルマイナさんは聖火ランナーの一人でもある。インターネット上で幅をきかす偏狭で「憤青」(憤る青年)と呼ばれる愛国主義的な若者の間にファンが多く、彼女は民族団結、愛国宣伝の格好のシンボルに仕立て上げられたかにみえた。しかし「祖国を愛することは故郷や父母を愛すること。それは世界、私たちの“地球村”を愛することと同じです。だから五輪や聖火リレーは中国が世界にとけ込むことを体現するものでなければならない」という。その言葉には「世界市民主義」のようなものが見え隠れする。
四川大地震後の中国の「愛国心」の変遷は興味深い。地震の約2カ月前に起きたチベット騒乱への政府の対応が、国際社会の強い非難を招くと、中国人を刺激し「反欧米」「反国際主義」という形となって愛国心を燃え上がらせた。聖火リレーの国際ルートは、それを妨害しようとする人権活動家を数で圧倒しようとする中国人留学生らが掲げる五星紅旗で赤く染まった。そのまま8月8日の開会式を迎えていれば、国威発揚と中華民族団結を前面に押し出した“愛国五輪”となっただろう。
ところが地震の発生により、人道をうたい、聖火リレーを非難し、国際援助への感謝を叫ぶことになる。インターネット上では「聖火リレーをやめ、その金を被災地にまわすべきだ」などの書き込みも相次いだ。義援金、献血の全国的な広がりも記憶に新しい。
地震発生2日目に被災地入りした、反日愛国主義者のリーダー的存在である中国民間保釣(尖閣防衛)連合会の童増会長は「(地震発生前の)聖火リレーのときの中国人の反応は愛国というより、一種のお祭り騒ぎだった」と振り返る。一方、震災に対する国民の関心は「もっと普遍的な人としての感情であり、人道主義に基づいていた」という。「日本人が被災地に駆けつけてくれたのを目の当たりにすれば、反日であっても感動する。私も人を通じて、日本政府に感謝のファクスを送った」とも。
在野の法律家で公益訴訟人として知られる●勁松氏は「中国人は世界で最も愛国心のない国民だ」と言い切る。愛国心に見えたものは、実は表現や報道の自由が制限されている中での教育の誘導による“臣民意識”にすぎない。体制と権力の意向に沿った「愛国」なのだ。
中国人の本質は徹底的な個人主義でもある。2003年の新型肺炎(SARS)の流行時に、人々は先を争うように北京脱出をはかり、買い占めや便乗値上げも横行した。これに対し、今回の大地震でみられた国民の反応を、自発的に公民の義務と権利を行使し国家を支えようとする「公民意識」の目覚めだとする論評は少なくない。
北京五輪は、芽生えた「公民意識」を反映したものになるのだろうか。「愛国」の中身が問われている。(北京 福島香織)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/155261/
さて、どうなるかな?
少々投稿しすぎたな、では御免(苦笑
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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