日中関係

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日中関係<四川大地震後

投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2008/06/11 20:36 投稿番号: [164920 / 196466]
投稿者:チー

被災地からもどってきて①学者の良心、記者の良心

■濱田教授らが、学者や技術者の良心に従い、目的が調査や研究ではなく、被災地を救うことだ、と思ってアクションを起こした。なら、私も記者としての良心に従うべきだろう。外国の災害の長期的な復興の話など、ニュース価値としては低いし、派手な記事にはならないかもしれないが、記事を書くことが目的なのではなくて、記事によって少しでも被災地の助けになることが目的なのだ、という災害報道の基本に立ち返って、今後も被災地の状況をフォローしていきたい、とがらにもなく殊勝なことを思ったのだった。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/597618/


被災地からもどってきて②被災地のもの食う人々の強さ

■被災地取材で、取材対象を選ぶとき、ものを食っているひとを捜す。別にご飯を分けてもらおうという魂胆があるのではなく、この被災の過酷の状況下でものを食える人は生きるパワーをもっている人だからだ。ものが食べられないほど、心理的ショックを受けている人を取材して、うっかり傷つけたりして、PTSD(心的外傷後ストレス障害)がひどくなったりしたら大ごとだろう。特に子供を取材するときは、ぱくぱく元気よくものを食べている子を選ぶのだ。

■そうやって被災地のもの食う人々を取材していると、気づいたことがある。中国の被災者は本当に元気にうまそうにごはんを食べているのだ。さすが挨拶が「ごはんたべた?(チーファンラマ?)」というような、「民以食為天」の国だ。

■そして、必ずいくらこちらがことわっても、食べろ食べろといって、はなしてくれない。本当に、断り続けると、「きたなくないよ」と不機嫌そうになるものだから、結局いただいてしまう。そして、つくづく、この人らは強い、生命力が段違いだ、と思うのだ。被災者からメシをめぐんでもらうけしからん記者と思われるかもしれないが、一緒にご飯を食べて初めてわかることもいっぱいある。こちらも、次に訪れるときは新鮮な果物とかを差し入れるようにはしているし、許してもらおう。

■映秀鎮は中心部は発電所とかコンクリート工場への通勤族(上班族)が暮らすが周辺の村は基本的に農村で、農業を営みながら各家庭で2、3頭のブタを飼っている。ところが地震で豚舎は壊滅。逃げたブタが野良ブタとなっている。野良ブタは、蚊を媒介に脳炎などの感染症のもとになるし、つかまえても、餌がないので(人間への救援物資ですらなかなか運び込めない山奥、どうしてブタの飼料まで手がまわろうか)、飢え死にする運命。だから、みんなで処理してくってしまおう、というわけだ。ベーコンづくりは普通一年に一度、年の暮れにする。農家の財産である大事なブタをこれだけ一気に処理せねばならないのは、農民にとっては辛いことではあるのだが。

■記者さんも、食べていきんしゃい(四川弁)と強引にいわれて、一緒にかこんだ食卓。もともと四川ラーロウ(ベーコン)は好物だし。白いご飯、じゃがいもにこみ、ベーコンと青椒のいためもの。おいしかった。この家庭は、おくさんがチャン族(蔡興碧さん)、だんなさんが漢族。

■このあと、食事のお礼に、彼らのために、失った財産目録というのを書いてあげた。
チャン族のおばさん(訒貴英さん59歳)「あんた、字かける?」
私「まあ、一応」
おばさん「私の四川弁ききとれる?」
私「がんばれば、なんとか」
おばさん「じゃあ、この紙に私のいうこと書いて」

■そういっておばさんは、「レンガ木造構造の母屋70平方㍍、台所30平方㍍、豚舎30平方㍍、冷蔵庫一個、テレビ一個、固定電話1個、携帯電話1個」と自分たちが失った財産を数え上げた。私は、それを書き留める。「数字は大写(漢字)で書いてね」とか妙な注文もつけられた。書きながら、失ったと嘆く財産はこれだけか、やはり貧しいなあ、と思っていた。書き上がった目録をみて、おばさんは満足そうに笑った。
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/598628/
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