ところで急激なドル安
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2008/03/14 01:01 投稿番号: [156321 / 196466]
で、ドルペックしている中国元も急激に下がる理屈になる。
このままだと、中国は元の価格を保つため今以上にドルを買い入れなければならないが、その価値がどんどん下がる、つまり価値が低い物を買い入れざるを得ないわけだ。
将来、ドルがあがればそれで儲かるけれど、今は原油、資源、食料などなど、中国が買っている膨大な輸入品の価格が跳ね上がることを意味している。現実に、中国ではインフレが激しくなり、国内では格差が広がりつつある。
それもこれも元を人為的に安く押さえてきたためだが、仮に元を切り上げたりドルと切り離したりすれば、途端に安いだけで売れていた中国製品は輸出出来なくなる。経済の多くを輸出に頼っている中国にしてみれば大事だ。それでなくとも、輸入品の値上がりで、輸出製品の価格も上がるだろうし。
これは中国経済にかなりきついボディブローになっているんじゃないの?
日本も急激な円高で輸出関連企業は打撃を受けるが、しかし、円高自体は国の経済力の裏付けであり、また輸入資源が安くなると同時に、日本以外生産出来ない工業資源は値上げをしても他国は買わざるを得ない。さもなければ、たとえば韓国は電化製品も携帯も売ることが出来ず、アメリカは飛行機も造れない。
為替の急激な変動が困ると言えば困るが、過去、80円台をこした円高を経て日本の工業品は競争力を付け、経済発展を安定させてきた。今回も、GDPの伸びを下方修正したが、3.7%から3.5%。軽微と言って良い。
また、日本経済で貿易が占める割合は14,5%であり、円高も今ではさしたる影響を与えない。
中国は全く話が別。かなり応えるぞ。持ちこたえるかな。
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