<時事評論>日中関係の薫風と韓国
投稿者: koudousuru009 投稿日時: 2007/12/14 08:50 投稿番号: [149681 / 196466]
中国と日本の間に薫風が吹いている。福田康夫首相の登場で「政治も経済も熱い(政熱経熱)」時期が日中間に渡来したのだ。先月、中国北京で両国与党交流協議会が開かれ、日本の東京湾では中国のミサイル駆逐艦深セン号が110年ぶりに日本港に入港した。
日中間初の高位級経済会談が今月初め北京で開催され「日中蜜月」を予告している。両国は環境・省エネ技術分野の協力、知識財産権保護のための情報共有に合意した。中国は年末まで日本のコメ150トンを追加輸入するという誠意を見せた。両国が相互国益を求めて協力を強化しているのだ。
中国は最大輸入国である日本に対して貿易赤字を記録し、対日輸入を通じて経済発展のための資本設備と技術を受けてきた。日本は対中国輸出増大によって10年の不況を乗り越えた。すでに両国は互いに経済発展のためになくてはならない相手となったのだ。自ら両国はこれまで領土の次元で対立を起こしていた東シナ海地域で海底資源を共同開発しようとする努力まで傾けている。
これまで、日中両国は歴史教科書、靖国神社参拝、南京大虐殺などの問題で対立を起こしてきた。尖角列島をめぐる資源確保のための領土紛争も絶えなかった。この地域は日米が共同でこの海域に潜水艦基地建設を計画している戦略的要衝地だ。同時に日中は太平洋公海上の珊瑚礁(沖ノ鳥島)に対する領有権をめぐっても対立してきた。
このようにこれまで「経済は熱いが政治は冷たい(政冷経熱)」時期を過ごした日中間に薫風が吹くようになった理由は何だろう。まず小泉純一郎元日本首相の靖国神社参拝などで急速に冷却した両国関係は昨年10月、安倍晋三前首相の訪中で和解の雰囲気に変わった。日本は自国経済発展のために決して巨大中国市場を逃すことができない。外交的次元でも中国との協力なしには東アジアはもちろん、世界で指導的役割遂行が不可能だ。中国は日本の資本と技術が必要だ。これだけではなく深まる日米軍事同盟とますます近づく日台関係を適切に牽制するためにも対日関係改善が必要だ。
福田首相の訪中と胡錦涛主席の訪日を通じた首脳会談が来年初めに予定されていることから日中関係はすでに本格的な和解のムードに転換されるだろう。1998年、江沢民主席に引き続き10年ぶりに日本を訪問する胡錦涛主席は、両国が戦略的にワンランク発展するものと期待する。
韓国としてはこうした日中関係改善過程を北東アジア地域協力のための新たな契機としなければならない。現在、中国と日本は米国とともに米日中三角対話を構想しているものといわれている。韓半島をめぐる韓国と北朝鮮が排除されたまま協力共助が成立する可能性があるのだ。この場合、ロシアはエネルギー安保の面で米日中がロシアを共同の脅威として見做すなど、複雑な構造に展開することがあるという点で、これに賛成しないだろう。中国は日本がアジアで指導的位置につくことを窮屈に感じ、日本も中国のそうした役割をよく見ないだろう。これが、日中両国が米国を媒介者にしようとする理由だ。
このように急変する北東アジア情勢の中で韓国は、中国と日本の信頼しあえる友邦となるための戦略を立て、じっくり対応していかなければならない。何より韓米同盟を堅固にすることが外交的てこになる。中国が外交戦略とする‘求同存異’を思い出す必要がある。互いに違うことを認めるが、同じことを追い求めるという意味だ。強大国に囲まれた韓国は「象が争おうが仲良くしようが、草は踏み付けられる」という外国の格言を思い浮かべ、共生案を用意しなければならない。
アン・インヘ高麗大教授(国際政治学)
「強大国に囲まれた韓国は『象が争おうが仲良くしようが、草は踏み付けられる』という外国の格言を思い浮かべ、共生案を用意しなければならない。」
日中間初の高位級経済会談が今月初め北京で開催され「日中蜜月」を予告している。両国は環境・省エネ技術分野の協力、知識財産権保護のための情報共有に合意した。中国は年末まで日本のコメ150トンを追加輸入するという誠意を見せた。両国が相互国益を求めて協力を強化しているのだ。
中国は最大輸入国である日本に対して貿易赤字を記録し、対日輸入を通じて経済発展のための資本設備と技術を受けてきた。日本は対中国輸出増大によって10年の不況を乗り越えた。すでに両国は互いに経済発展のためになくてはならない相手となったのだ。自ら両国はこれまで領土の次元で対立を起こしていた東シナ海地域で海底資源を共同開発しようとする努力まで傾けている。
これまで、日中両国は歴史教科書、靖国神社参拝、南京大虐殺などの問題で対立を起こしてきた。尖角列島をめぐる資源確保のための領土紛争も絶えなかった。この地域は日米が共同でこの海域に潜水艦基地建設を計画している戦略的要衝地だ。同時に日中は太平洋公海上の珊瑚礁(沖ノ鳥島)に対する領有権をめぐっても対立してきた。
このようにこれまで「経済は熱いが政治は冷たい(政冷経熱)」時期を過ごした日中間に薫風が吹くようになった理由は何だろう。まず小泉純一郎元日本首相の靖国神社参拝などで急速に冷却した両国関係は昨年10月、安倍晋三前首相の訪中で和解の雰囲気に変わった。日本は自国経済発展のために決して巨大中国市場を逃すことができない。外交的次元でも中国との協力なしには東アジアはもちろん、世界で指導的役割遂行が不可能だ。中国は日本の資本と技術が必要だ。これだけではなく深まる日米軍事同盟とますます近づく日台関係を適切に牽制するためにも対日関係改善が必要だ。
福田首相の訪中と胡錦涛主席の訪日を通じた首脳会談が来年初めに予定されていることから日中関係はすでに本格的な和解のムードに転換されるだろう。1998年、江沢民主席に引き続き10年ぶりに日本を訪問する胡錦涛主席は、両国が戦略的にワンランク発展するものと期待する。
韓国としてはこうした日中関係改善過程を北東アジア地域協力のための新たな契機としなければならない。現在、中国と日本は米国とともに米日中三角対話を構想しているものといわれている。韓半島をめぐる韓国と北朝鮮が排除されたまま協力共助が成立する可能性があるのだ。この場合、ロシアはエネルギー安保の面で米日中がロシアを共同の脅威として見做すなど、複雑な構造に展開することがあるという点で、これに賛成しないだろう。中国は日本がアジアで指導的位置につくことを窮屈に感じ、日本も中国のそうした役割をよく見ないだろう。これが、日中両国が米国を媒介者にしようとする理由だ。
このように急変する北東アジア情勢の中で韓国は、中国と日本の信頼しあえる友邦となるための戦略を立て、じっくり対応していかなければならない。何より韓米同盟を堅固にすることが外交的てこになる。中国が外交戦略とする‘求同存異’を思い出す必要がある。互いに違うことを認めるが、同じことを追い求めるという意味だ。強大国に囲まれた韓国は「象が争おうが仲良くしようが、草は踏み付けられる」という外国の格言を思い浮かべ、共生案を用意しなければならない。
アン・インヘ高麗大教授(国際政治学)
「強大国に囲まれた韓国は『象が争おうが仲良くしようが、草は踏み付けられる』という外国の格言を思い浮かべ、共生案を用意しなければならない。」
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