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21世紀の「変法運動」・・

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/10/09 11:51 投稿番号: [146562 / 196466]
中国の近代史を俯瞰して眺めると、現代の中国もあの当時と同じだなあ・・と思うことがある。
清朝の末期、長い鎖国の時代が終わって門戸が開いたとき、西洋列強が中国にドドッと入り込んだ。

中国は西洋諸国から資金を導入し、技術を取り入れ、近代化した武器、艦船を購入し、工場を造り、鉄道を敷設し、通信設備を整備しようとした。
これを洋務運動と言う。19世紀のことである。

現代の中国が、この20年来、推進してきた「改革開放」の政策は、畢竟、百年後、20世紀の洋務運動と見なして間違いなかろう。
資金を導入し、技術を取り入れ、先進的な工場設備を造り、高層ビルを建て、現在の経済発展の規模は世界を席巻するほどの勢い。

洋務運動に共通する点は、外国から技術を導入するのだが、それらの全ては「金で買うことができる」。
先進技術もノーハウも、最新機器も情報も、そんなものは金さえあれば手に入る代物(しろもの)。

中国は日清戦争(甲午戦争)に敗北して、やっと気がついた。
強国の強国である所以(ゆえん)は大砲や軍艦にあるのではない。実は、その国の制度であり、法律の整備でなのである。
日本は明治維新によって国の制度を改め、法を整え、憲法を制定して近代国家に変身した。近代化(現代化)のお手本であった。

中国も近代化した強国になるためには、制度を改め、法を整え、憲法を制定しなければならない・・と云うわけで、光緒帝が発議して政治改革、行政改革、制度改革が始まった。
これを「変法運動」と言う。
この変法運動は100日で挫折してしまった。

今日の「開放改革」の政策は、畢竟、20世紀の洋務運動なのだが、中国が本当の強国になるためには、早晩、「変法運動」に着手しなければならないだろう。
現実の経済発展が現行の法律、制度では統制できない。このまま社会の混乱、矛盾を放置しておくなら、それは、やがて21世紀の義和団にもなりかねないから、今の中国政府だって神経ピリピリ、戦々恐々なのだろう。

100年後の、21世紀の「変法運動」・・行政改革、政治改革、制度改革。
これらは全て、金で買うことができない。簡単なことではないだろう。
これを推進するためには中国人自身が内面から変わらねばならないのだ。そうでなければ実現できない。
中国人にとって、自己の変革は痛くもあり、苦しくもある。一番苦手なことでもある。

百年前はあっさり挫折した「変法運動」。今日、金で変えない、この改革が成功しないなら、この先100年、中国の前途は見えてこない。
洋務運動の「開放改革」が一段落ついた後、続いて始まる新たな改革(変法)こそが中国の運命を決めるだろう。

賢者はいるだろうか?   人材は?
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