「龍井茶」のこと
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/07/13 17:35 投稿番号: [141534 / 196466]
昨年の11月頃、杭州のあたりを旅行した。
はるばる杭州に来たのだから、ここでは名産の「龍井茶」を買った。
決してお土産用の高価なものではなく、小さな一缶・・20元(約300円)だから、これは普通の市民が買い求める品物だろう。
ただ、その量は一年分・・のつもりだったが・・
この半年、「龍井茶」ばかり飲み続けて、あそこで買った茶葉は全部 なくなってしまった。
昔、私がまだ学生だった時分、中国古典の先生から「龍井茶」の茶葉をもらったことがある。
小さな缶に入れてほんの少し。
あの頃、中国は文化大革命をやっていたし、中国はあまりに遠く、何がどうなっているのやら、サッパリ分からず、それはもう、不可解の不思議の国であった。
誰が話したのか?
或いは私が勝手に思い込んだのか?
ホントなのかウソなのか?・・今でも解からないけれど・・
その頃、勝手に思い込んでいた。
・・紫禁城で皇帝や高位高官の大臣たちが飲んでいるお茶・・それは「龍井茶」なのだ・・と。
北京の「茶館」で出されるお茶も「龍井茶」・・と。
だから、先生から「龍井茶」をいただいた時は嬉しくて嬉しくて、そのお茶を啜(すす)りながら中国のことをあれこれ想像していた。
ああ、映画で見たことのある皇帝陛下が薄い茶杯の蓋(ふた)をカシャカシャ鳴らしながら飲んでいた、あのお茶の香や味は・・これなのか〜・・とか想像して。
あれ以来、「龍井茶」には何か高級のイメージがあり、このお茶を飲むたびに何故かしら、心の中に「ありがたや、ありがたや」の気分が湧き出てくるのだ。
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