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老子の理想に最も近い国「日本」

投稿者: n_o_i_s_e_m_a_n 投稿日時: 2007/06/02 18:28 投稿番号: [138231 / 196466]
>一方、孔子が結局理解できなかった「老子」の教えは、初めて聞くと「あやふやで捉えどころがない」ように思えるのに「その教えを守るほど人心は安定」していきます。
http://www.asahi-net.or.jp/~qh4s-kbym/TaoWorld.html


日本のコミック・アニメの特徴は、完全な正義も悪もなく、主人公でさえ過ちを犯し悩み悪の部分を持ち、敵にも正義や迷いがあり、感情移入を可能にしているところです。

しかしこれはある意味「老子的世界観」そのものです。

ただ、そのおおもとは自然的宗教の主である天皇(てんこう)が大陸を統べていた「太古からの経験則」であって、
老子は「それを自分なりに理論化しようとしただけ」だと言うことができます。

少なくとも近代までの日本は、現実に可能な「老子の理想に最も近い国」だと思います。

チャイニーズ・コリアンはおろかアメリカ人でも「誰にもばれない」あるいは「捕まらない」と思えば「比較的平気で犯罪をする」感じですが、その態度は本来のアメリカ人のもつべき「ピューリタン的キリスト教徒」として見れば「神さまなんて本当は全く信じていない」と告白しているようなものです。


それに対し、日本人は戦後でさえ阪神大震災で暴動もなく飲み水に困っても自動販売機を壊すことさえしませんでしたし、警察が機能しなくても掠奪なんて起きず、また仕事でもチップなど貰わなくても客が喜ぶように笑顔でサービスしてきました。

つまり、「ほとんど宗教らしいものを意識しない日本人」こそが、実は「誰も見ていないようでいても神さまが見ている」という「本来の敬虔な信徒の態度」を示してきたのです。

そしてそれは、捉えどころのない空気のような「宗教とも呼べないぐらい漠然とした宗教観」が日本人の心に静かに根を下ろしていることによって「可能になっている」ことが分かります。
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