お話・・・お茶ちょ〜だい
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/05/21 00:47 投稿番号: [137217 / 196466]
前世紀の79年、80年と云えば文革が終焉して間もなく、開放改革が始まったばかりの頃。
日本人も中国を旅行できるようになったが、個人の旅行はまだダメで、中国を訪れるには観光の団体ツアーに加わって行った。
私も、その時期、中国の各地を訪問した。時には旅行社の添乗員。時には訪中団の通訳さん。また、時に団体メンバーの一員としてお仕事をもらっていた。それらの全てが、私にとっては貴重な体験だった。
中国に行くと、必ず食事することになる。北京や上海はまだしも、地方の都市の餐庁・飯館(レストラン)では、まだ外国人のお客が珍らしかった。
我々、日本人の団体がそんなレストランにドドッと入り、テーブルについて、やがて食事が始まる。
暫らくすると、日本人の皆さんは誰からともなくヤガヤガ言い始めるのだ。
「お茶がな〜い」
そして、私に向かって「ねえ、お茶をもらってちょうだいよ・・」と言う。
私は仕方ないから、席を立って係りの服務員のところまで行き、胸のところに両手の拳(こぶし)を合わせて(お願いのポーズ)言うのだ。
「すまないけれど、彼らにお茶を出してやってくれないか。どうも、日本人はお茶を飲まないと飯(めし)も咽を通らないらしい・・」・・と。
服務員は怪訝(けげん)な表情だが、私の頼みを聞いてくれて、我々のテーブルにお茶を出してくれる。
やれやれ・・これで文句はないだろう・・と思う間もなく、
日本人は、これまた誰からともなく言い出すのだ。
「中国のレストランは立派だけど、やはりサービスの方はまだまだよね・・言わなきゃ、お茶も出てこないんだからね〜」とか何とか。
私は、内心、ムッとした気分になって心の中で日本人を怒鳴りつける。
おいおい、ここは中国だろう。中国のレストランでもお茶ぐらいは出るわさ。
ただ、お茶の出るタイミングが日本とは違っているのだ。
中国では食事が終わった後、それからお茶が出るのだ。
一般の家庭で食事をご馳走になるような場合でも、食事の後、食事のテーブルから客室や居間のテーブルに場所を移して、そこでお茶を入れ、お茶を楽しみながらゆっくり歓談する・・と云うのが中国スタイルだろう。
食事の時、中国人にはお茶を飲みながら食事と云う習慣はない。
食事の時には、お茶ではなく湯(たん・・スープ)を啜(すす)るのだ。
「お茶、お茶、おちゃちょーだい」と騒ぐ日本人を、レストランの服務員たちは理由もわからず、珍しそうに眺めていた。
私は苦笑しながら、わがまま(でもないんだけど)日本人の為にお願いポーズで服務員に頭を下げていた。謝謝了(しぇしぇら〜)、不客気(ぷくーち)
日本人も中国を旅行できるようになったが、個人の旅行はまだダメで、中国を訪れるには観光の団体ツアーに加わって行った。
私も、その時期、中国の各地を訪問した。時には旅行社の添乗員。時には訪中団の通訳さん。また、時に団体メンバーの一員としてお仕事をもらっていた。それらの全てが、私にとっては貴重な体験だった。
中国に行くと、必ず食事することになる。北京や上海はまだしも、地方の都市の餐庁・飯館(レストラン)では、まだ外国人のお客が珍らしかった。
我々、日本人の団体がそんなレストランにドドッと入り、テーブルについて、やがて食事が始まる。
暫らくすると、日本人の皆さんは誰からともなくヤガヤガ言い始めるのだ。
「お茶がな〜い」
そして、私に向かって「ねえ、お茶をもらってちょうだいよ・・」と言う。
私は仕方ないから、席を立って係りの服務員のところまで行き、胸のところに両手の拳(こぶし)を合わせて(お願いのポーズ)言うのだ。
「すまないけれど、彼らにお茶を出してやってくれないか。どうも、日本人はお茶を飲まないと飯(めし)も咽を通らないらしい・・」・・と。
服務員は怪訝(けげん)な表情だが、私の頼みを聞いてくれて、我々のテーブルにお茶を出してくれる。
やれやれ・・これで文句はないだろう・・と思う間もなく、
日本人は、これまた誰からともなく言い出すのだ。
「中国のレストランは立派だけど、やはりサービスの方はまだまだよね・・言わなきゃ、お茶も出てこないんだからね〜」とか何とか。
私は、内心、ムッとした気分になって心の中で日本人を怒鳴りつける。
おいおい、ここは中国だろう。中国のレストランでもお茶ぐらいは出るわさ。
ただ、お茶の出るタイミングが日本とは違っているのだ。
中国では食事が終わった後、それからお茶が出るのだ。
一般の家庭で食事をご馳走になるような場合でも、食事の後、食事のテーブルから客室や居間のテーブルに場所を移して、そこでお茶を入れ、お茶を楽しみながらゆっくり歓談する・・と云うのが中国スタイルだろう。
食事の時、中国人にはお茶を飲みながら食事と云う習慣はない。
食事の時には、お茶ではなく湯(たん・・スープ)を啜(すす)るのだ。
「お茶、お茶、おちゃちょーだい」と騒ぐ日本人を、レストランの服務員たちは理由もわからず、珍しそうに眺めていた。
私は苦笑しながら、わがまま(でもないんだけど)日本人の為にお願いポーズで服務員に頭を下げていた。謝謝了(しぇしぇら〜)、不客気(ぷくーち)
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/ffccf4x78_1/137217.html