日中関係

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倭寇の海外侵略した行動が海賊方式でした

投稿者: tokyo_made_otearai_benki 投稿日時: 2007/02/24 18:30 投稿番号: [132144 / 196466]
そんな倭寇から始まって、日本の海外侵略はそうした「海賊方式」を基本としていたらしい。秀吉の朝鮮出兵でも、例えば韓国・朝鮮では「倭乱」と呼んでいるように、どうも倭寇の延長線上で捉えられているらしく、実際に加藤清正らの部隊が仏国寺など各地で働いた略奪・破壊行為は有名である。そして明治に入ってからの侵略でも、国家の概念が発達していたこと、欧米列強という競争相手がいたことから、流石に文字通りの海賊行為では終わらずに侵略した土地を領有しようとするが、それでも侵略した土地の産物を奪ってくることを主たる目的としていたという点では、倭寇のころと大して違わなかったのである。例えば台湾は、その恵まれた自然条件からサトウキビなど工業用作物の供給地と位置づけられたし、朝鮮半島からは米を、満州からは天然資源を、それぞれ日本に持ってこようとして侵略したのである。ゆえに台湾や朝鮮半島で行われた農地改革にしても、農作物の増産を大きな目的としていたのは事実であるが、できたものは現地に残さず全て日本に持ち帰るために行われたという点に注意すれば、倭寇が大規模かつ巧妙になった、という程度の枠に収まるのである。もっとも、日本の工業化が進むにつれ、それら植民地は単なる資源供給地としてでなく、工業製品の市場として位置づけられるようになり、次第にそちらの方が植民地支配の基本線になっていく。そうなると倭寇でも海賊でもなくなってくるのであるが、しかし日本の海外侵略から「海賊方式」が消えてはいなかったことは、日中戦争の南京大虐殺や、その日中戦争継続のために必要となる石油・天然ガス獲得のための東南アジア侵略など、その後の経緯を見れば明らかであろう。
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