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台湾の実力

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/02/07 13:30 投稿番号: [131048 / 196466]
台湾の人たちは心配する。
台湾の経済が、このまま中国に依存した形で発展すると、台湾はやがて中国に引きずられ、喰われて虎口に陥り、咀嚼(そしゃく)されて中国の胃の腑に落ちる・・ではないか・・と。

なるほど、その心配はもっともだ。
しかし、台湾にとって本当に大事なことは何であるか?
大事なことは、「喰われるかどうか」ではないだろう。また、「喰われたら負け」と云うことではないだろう。
問題は、その「喰われ方」なのだ。

同じ「喰われる」でも、喰われ方がある。
その餌食(えじき)が巨大であるなら、それを喰らうには牙で引き裂き、前歯でかじり取らねばならない。
その餌食が氷のように硬いなら、それを喰らうにはガリガリ奥歯で噛み砕かねばならない。

台湾が、もし、スプーンの上に乗るほどの大きさで、プリンほどに軟らかいなら、中国は少しの躊躇(ためら)いなく、今にも、それを口の中に放り込み、噛むことなく、コックンと一息に呑みこむ。

そうなのか?・・である。

実のところ、台湾の経済力はそれ程「ヤワ」なものではない。
中国の虎口に収まるほど小さくはないし、噛まずに呑みこめるほど軟らかくもない。

台湾が、今、中国の虎口に落ちて喰われるとするなら、その姿はどんな状態になるだろう?
それは、拳(こぶし)大の氷塊が、中国の口の中にガボッと詰め込まれるようなものだ。

氷塊はやがて融けて小さくなるだろうが、呑みこめるほどになるまでには、多分、数十年程もかかるだろう。
面子にかけて吐き出すことはできない。
噛むにも噛めない。無理に噛むなら奥歯が砕け、或いは顎(あご)がはずれる。

冷たい氷をくわえたまま、時を待たねばならないのだ。

中国には、そのことが分かっているから台湾を甘く見ていない。将来、苦労なく呑み込める時まで、じ〜っと我慢強く待っているのだ。
台湾は、自らを中国の虎口に突っ込んでやればいいだろう。
そして、「さあ、喰いたいのなら喰ってみろ。喰えるものなら喰ってみろ」と言えばいいのだ。

台湾が台湾である限り、たとえ中国の胃の腑に落ちても台湾は台湾の毒を発するのであり、その場合、中国は七転八倒の苦しみで、のた打ち回ることだろう。

台湾が逃げ腰で、「喰われたら負け」などと思ったなら、そう思った時点で負けなのだ。
むしろ、ここ一番、虎口に跳び込む覚悟で臨んでこそ、生きる路が拓(ひら)けるのだろう。
台湾が、台湾の力を正しく認識するなら、中国を前にして怯(おび)える理由など少しもないのだ。
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