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2月の歌舞伎座

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2007/02/06 03:15 投稿番号: [130876 / 196466]
2月の歌舞伎座の出し物(演目)は、昼の部と夜の部を通して「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」ですね。
中国の人は知らないでしょうが、「忠臣蔵(ちゅうしんぐら)」は日本人が一番好きなお芝居。

歌舞伎の解説によると、歌舞伎を通して見える日本人の性格と云うのは「意地悪(いじわる)」なんだそうです。
確かに、歌舞伎の中には「意地悪」の場面が少なくない。
「意地悪」は、もちろん「いじめ」「嫌がらせ」にもつながる。

さて、「忠臣蔵」で一番の見所(みどころ)は、・・と言うと、皆様、ご存じ・・吉良上野介(きらこうずけのすけ)が浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)を陰険に、ネチネチと、意地悪くいじめる場面。

赤穂藩(あこうはん)の藩主・浅野は江戸城の中で朝廷の使者を供応(接待)する役目をもらい、その作法を吉良さまから教えてもらわねばならない。

吉良様は、田舎大名(だいみょう)である浅野を嫌い、また、礼物(お礼の品)の少ないことを不満に思って浅野をいじめる。
ネチネチと、「これでもか、これでもか・・」と、いびるのだ。

芝居の観客は、吉良の陰険さ、その底意地の悪さに呆れ、それを憎み、そして怒る。
同時に、屈辱に耐えている浅野に同情して涙する。

だが、「忠臣蔵」のこの場面が、どうして日本人に好かれるか?
「意地悪」が日本人の性格の根底。浅野をいじめる吉良様の陰険な性格を、実は、自分自身の中に確認しているからなのだ。

弱い立場の者を侮辱していじめる快感。
同時に、侮辱されて、その屈辱にじっと耐える心情。

矛盾する2つの気持ちが1つの心に同居しているのだ。

「浅野、負けるな。でも、吉良様、もっと言え、もっといじめろ・・」と云うのが日本人の本音なのだ。

何をいいたいかと言うと、つまりですね・・
日本と云う社会に住み、多数の日本人に取り囲まれて暮らす少数の外国人を、日本人はネチネチと、陰険にいじめたくなる。
同時に、その屈辱に耐え、何を言われても負けないで、けな気に頑張っている外国人に対しては大いに同情し、「頑張れ、ガンバレ」と応援したくなる。

屈辱に耐え、我慢していた浅野内匠頭(たくみのかみ)は、最後、とうとう我慢できなくなって、刀を抜いて吉良様に切りつける。
忠臣蔵のお話はここから始まる。

日本人も切り付けられないよう、弱い立場の者をいじめる場合も、ちょっと気をつけよう。
自分が、やられる立場になった場合を考えよう。
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