中国の歴史をどう見るか(二つの中国)
投稿者: nao759kyon 投稿日時: 2007/01/25 23:00 投稿番号: [129988 / 196466]
中国のネットで調べると、「高三教案」と言うのが無数でてくるから、
日本で言えば、高校3年生の国語の教材としても、とても有名な作品らしい。
それが魯迅の『墳』という作品集にでてくる、「灯火漫筆」です。
その有名な作品の中に書いてあるのが、有名な中国の歴史は二つしかない、という説です。
もう一回、念のために引用しておきます。
ただし中国語の原文・全文は、引用したくても、文字化けしてしまうので、出来ません。
代わりに、有名な竹内好の日本語訳を書いときます。
>きれい事の好きな学者たちが、どんなに飾り立てて、歴史を書く時に「漢族発祥の時代」「漢族発達の時代」「漢族中興の時代」などと、立派な題を設けようと、好意はまことにありがたいが、措辞があまりにもまわりくどい。
もっと、そのものずばりの言い方が、ここにある。
一、奴隷になりたくてもなれない時代(想做奴隷而不得的時代:)
二、当分安全に奴隷になりおおせている時代(暫時做穏了奴隷的時代)
この循環が、つまり「先儒」の「一治一乱」である。(「天下之生久、一治一乱」 は、『孟子』滕文公篇の言葉)
ここまでを言い換えれば、魯迅は中国の歴史が、二種類しかなかったというのである。
一つは、安心して奴隷生活をおくる事が出来た、王朝の時代(暫時做穏了奴隷的時代)。
「例えば、唐王朝・明王朝)
もう一つは、奴隷になりたくても、異民族の侵入・虐殺や、戦乱で逃げ回って、安心して生きれなかった時代。(例えば、南北朝・五胡十六国時代・植民地時代など)
そうであれば、今は何の時代なのか、
安心して奴隷になりたくても、なれなかった、
造反有利の名の下に、内戦に明け暮れていた、
文化大革命の時代が終わって、
やっと安心して奴隷生活をおくる事が出来る時代(暫時做穏了奴隷的時代)
共産王朝の時代。
ということになります。
その証拠に、赤狼などが、中国人には民主主義は不必要だなどと、自ら論陣を張っております(笑い)。
本当に中国人の奴隷性は、抜きがたい。
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