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Re: 朝鮮戦争は日本の赤字地獄

投稿者: inakamon527 投稿日時: 2006/08/22 17:24 投稿番号: [122378 / 196466]
朝鮮戦争の特需とその内容を知る上で、
一番参考になりそうなのが、以下の「通商白書データベース」です。

http://www.chusho.meti.go.jp/hakusho/

(以下昭和29年版より)
>総        論

1.1953年の日本貿易

(1)概 観
1953年における日本の貿易は,輸出の回復がはかばかしくなかったうえに,輸入が著しく増大したため,きわめて多額の輸入超過を記録した。のみならず,特需収入も前年よりわずかではあるが減少しており,こうした受取面の減少と支払の著増とによって,53年の国際収支は,ここ数年来初めて大幅な逆調に転じ,まことに容易ならぬ段階にたち至つている。(後略)<


「特需」と書くとすごく儲かったように思えますが、
その内容は非常にデコボコが多く、しかも月ごとに必要品目が大きく変わります。

生産能力の極めて低かった当時の日本は、
特需の要求に振り回され、多額のお金の動きこそありましたが、
それで産業が発展するようなしろものではなかったのです。

特需が終わる前から、すでに貿易赤字に転落。
その後は大変な苦労をすることになります。

http://www.e.u-tokyo.ac.jp/~takeda/gyoseki/GAKU00-19.htm

>たとえば、1954年の経済白書は、国際収支の危機によって実施されたデフレ政策に関して、「目標は国際収支の改善にある。輸入の削減も国内購買力の圧縮もその目標を達成するために必要なのだ。景気を後退させることは目標でなくして手段なのである。国民の所得を無理に縮めなくとも各人がその所得のうち消費に充てる割合をできるだけ抑え、同じ消費でもなるべく外国品を買わないようにすればそれだけ目的に近づく」と述べ、「たとえば煮物をし、コーヒーを飲むときの砂糖を一人一日に一サジ節約するだけで年間約一千万ドルの輸入負担の軽減になり、それだけ他の重工業原料の輸入をふやす余地を生むことができる」と書いていた。ここには、消費を節約してまでも、外貨を確保しなければならないとの考えが率直に語られていた。<
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