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胡耀邦、趙紫陽、江沢民、胡錦濤

投稿者: durham041 投稿日時: 2006/06/15 23:40 投稿番号: [118004 / 196466]
胡耀邦は、国民生活に対する党の支配を縮小しようと意図して、毛沢東の政治を批判することが第一歩と考えていた。だが、既得権益の維持こそがなによりも大事だと思う党幹部たちは、胡耀邦が党を骨抜きにするような改革を許さなかった。胡は追放された。つづいての常総書記、趙紫陽(ちょうしよう)は市民に発言権を与えようとして、党長老の激しい敵意を引き出し、これまた追放された。

  そのあと総書記となった江沢民、さらにそのあとを継いだ胡錦濤は、毛沢東を賛美こそすれ、非難などまったくしようとしない。

  現在、中国共産党は、胡耀邦、趙紫陽が党総書記だった時代と、さらに様変わりしている。党中央の幹部から地方の党書記の家族、親族たちは新たな富裕階級となっている。

  こういうことだ。毛沢東が国家の支配者となった最初の十五年、かれが遮二無二強行したのは、個人経営の農民から土地を取り上げ、集団化することだった。そして、かれがその最終の形態と考えた人民公社をつくることになった。それが無惨な失敗に終わったあと、かれは逆恨みをして、その後始末を行なった部下たち、集団化を後退させた配下を許さなかった。党幹部たちを粛清しようとして、文化大革命を行ない、これまた悲惨、深刻な結末となった。

  毛沢東が推進した人民公社と文化大革命によって、どれほど多くの損失、犠牲が出たか。死者だけで最低四千万人、五千万人以上といわれている。

  ところで、毛沢東が集団化の過程で農民から取り上げてしまった農地は、現在、個人の経営に戻っても、私有地となっていない。党が実質的な管理者だ。工場建設、住宅地の開発が進むなか、この農地を収用し、これを打ち出の小槌として、党幹部は資産をつくっているのだ。

  皮肉というか、もちろん、悲劇というべきなのであろう。党の幹部は、現在の独裁体制の枠組みを守り、毛沢東時代の恐ろしい歴史を隠し、都合のいいように歪曲し、空虚な毛の賛美をつづけながら、五千万人の死と引き換えた、毛のただひとつの遺産を利用して、富裕階級になっているのだ
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