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中国・日本語専攻大学生の声

投稿者: drianham 投稿日時: 2006/04/24 21:16 投稿番号: [113698 / 196466]
中国・日本語専攻大学生の声(要約)

1   「中日関係の中で」    河南大学・袁さん

「恨みで恨みを解消するのは誤りである」・・   今でもこの言葉が私の心から離れない。私は日本語を勉強することについて悩むことが多かった。友達はもちろん、家族さえ私に「なぜ日本語を勉強するのか」と言って、なかなか理解してくれなかった。私の胸のうちの苦しさはとても言葉では言い表せない。
  日本語の勉強を始めてから、日本に対する私の考えは次第に変わってきた。日本人留学生から日本人の親切さを直接感じることができた。だんだん日本を好きになった。そして両国間に起こる事件にも理性的に目を向けられるようになった。
  日本の首相が靖国神社へ参拝する事実は中国国民の心を深く傷つけ、中国国民の心に暗い影を投げかけている。友好の妨げになっていると思う。
  人間が生きるのは過去ではなく未来にある。両国国民が互いに理解試合、尊重しあって交流するようにそれぞれの力を尽くすべきだと思う。
  中国では日本に文句を言う人もいるが、そのくせ日本製品を大好きな人も少なくない。両国の経済関係が友好に影響を与えていると考える。
  私は日本語を専攻したおかげで、日本に対する見方が変わった。これからは周囲の人に、自分の経験したことを微力ながら伝えていこうと思う。


2   「日本への偏見」     西南交通大学・駱さん

「日本語が嫌い」   私が毎日こう言っていたのは一年生のときであった。やはり日本への気付かない偏見を持っていたのではないか。日本への嫌いの気持ちはここから起きていたのではないか。
  二年生のときだった。蒋さんが私の日本への認識を大いに変えさせた。蒋さんは日本へ三年間留学して帰ってきたばかりだった。私が日本を「ああでもない、こうでもない」と言うのを見た蒋さんは、「今の君は三年前の私とそっくりだ」と言った。
  蒋さんは留学中の経験を話してくれた。日本人が蒋さんを熱心に助けてくれた話を聞いて、私は驚いた。「日本人のいい点を少しづつ見つけてみることだ。そのうちに偏見は少しづつ消えるよ」。私はともかく日本を客観的に見つめようと決心した。
  この三年間の日本語学習を振り返ってみると、日本への感情の変化の過程と言えるかもしれない。この世には良い面も悪い面もある。片方ばかりを見て物事を考えるのは賢明とは言えない。主観的となり、客観性を欠くことになる。私がそうであった。理性を持って両国関係の明るい未来を目指すべきである。

  出典:『中国の大学生発・日本語メッセージ』   大森和夫・弘子    日本僑報社
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