Re: 日中友好2
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2006/04/09 09:50 投稿番号: [112087 / 196466]
>小麦は地中海原産というのは証明済みです。
異論はありませんな。
>黄河はもともとエノコログサを栽培していた。
それも異論はありませんぞ。
で、なにが問題ですかな?小麦の野生種は人類がアフリカからでてアジアに至るに従って一緒に移動してきた。ただ、当時農業がまだ始まっていなかった時期でも野生種の小麦が人類の知らない間に拡がってくるなどはあり得ること。今でも、外来種が知らない間に日本に拡がっているくらいだから。
で、アジアに定着した人間が農業を始めたとき、野生の小麦を栽培し始めても全く不思議ではない。その後、ヨーロッパとの交流が始まり小麦も改良種が入ってきたとしても、小麦栽培が既に中国に、独自にあったとする認識に矛盾はしないんじゃないですか?
つまり、中国文明がメソポタミア文明に影響を受けたとする根拠は今の所小麦栽培だけのようだが、ちょっと弱い。
むしろ、中国文明が文字、宗教、言語などなどで、他の三文明とあまりに異質だという事実の方が際だつと思う。人類がアフリカから出てアジアに至る経路にメソポタミアがあったのはそうだが、そのころはまだ分明と言える物はなかった。おそらく十万年くらい前のことだろう。その一部がメソポタミアに定着し、文明を興した。一方、更にシベリアからアジアに至った一部が中国文明を興した。人類がアジアに至った時期は3万年前くらいだそうだ。
だから、中国文明が他の文明の影響を受けずに独自に発祥したというのは説得力がある。小麦は人類の発祥以前から存在し、人類と共に移動してきたが農業が始まるまでは栽培はされなかった。アジアで農業が始まったとき、小麦が栽培され始めた。もちろんメソポタミアでも栽培されていた。おのおの、独自に栽培し、改良し、後に交換したというのは納得出来ないですか?
先に書いたとおり、中国文明がメソポタミア文明の影響を受けたという説を完全否定はしないが、ちと根拠が弱いような気がしますな。まだ、断定するには時期尚早じゃないですかなぁ。
これは メッセージ 112040 (attoko12345 さん)への返信です.
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