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大阪は民主主義の学校

投稿者: kurebayasieri 投稿日時: 2012/12/03 23:42 投稿番号: [27660 / 28555]
大阪は民主主義の学校   湯浅誠氏に聞く


貧困問題の社会活動家で、内閣府参与を務めた湯浅誠氏が大阪を拠点に展開してきた活動が締めくくりを迎えている。2日まで大阪府内各地で30以上のイベントを行っている「大阪ええじゃないか」で、主催は湯浅氏が大阪市民とともに立ち上げた市民活動の支援団体「AIBO(あいぼう)」。湯浅氏に話を聞いた。


期間限定で大阪を拠点に活動している湯浅氏

  −なぜ、大阪だったのか。

  「被災地とともに民主主義の課題が分かりやすい形で顕在化している。被災地はまちをつくり直さなければならない中で、自治体に決めてもらうのは嫌だが、誰と話し合えば自分たちで決めたことになるのか分からない。民主主義の学校になっている」

  −大阪は。

  「大阪は橋下さん。次々と施策を打ち出しているが、高度経済成長をもう一度という話ならば、日本にはそぐわない。また、議会政治と政党政治そのものに手をつけつつある」

  −橋下氏の強いリーダーシップが歓迎されている面もある。

  「何かを既得権益だと決めつけ、切り込めば拍手される。自分は不当に損をしているという人が増えるとそうなりやすい。既得権益と言えば、悪になるが一人一人の必死の生活とそこから出てくるニーズといえば善になる。本当に必要なものと無駄なものを見極める眼力が問われている。次に切り込まれるのは自分かもしれない」

  −民主党3年間の教訓は。

  「政治に頼るのではなく、一人一人が自分で決めることが大事。私だけがやってもという人が出るがそうではない。思想家の柄谷行人さんは『デモをすることで社会は変わる。デモをすることができる社会をつくることができる』と言っている」

  −「大阪ええじゃないか」の評価は。

  「例えば児童虐待(の防止)などで活動している団体がこれまで会えなかった若いお母さんたちを呼ぶことができた。『階段の多い公民館より、体育館の方が良い』『平日の昼間の方が良い』といった具体的な声が聞こえ、心掛けてきた参加のハードルを下げることにつながった」
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