ポンドの為替管理強化のお話し
投稿者: maboroshikannteidann007 投稿日時: 2012/06/18 23:15 投稿番号: [25130 / 28555]
【↑「為替管理令」の改正が1940年3月(昭和15年)にあったの?
「昭和十六年・法律第八三号・外国為替管理法改正法律」のことなんじゃないの?】
という、戯言は無視して・・・
ポンドの為替管理強化の話です。先ず、ポンドの自由市場は大戦が勃発してから戦時インフレで落ち始めています。1940年5月は底値(2ドル90セント)といって良いでしょう。
何度も言っているように、為替管理を行っても落ち続ける自由ポンドを守るため、1940年3月に「為替管理令」が改正され、特定商品を特定国に輸出する際、支払通貨は輸入国通貨化か公式ポンドとすることが決められたわけです。確かに同年5月に至っても自由市場に於けるポンドは下がっていますが、「為替管理令」は、その品目と対象国を増やすことによって自由ポンド市場を縮小させ、世界市場の中でもノミナルなものになって行きました。
さて、そこで1944年(昭和19年)の「対ドル軍票相場を、500円:10ドル」のポンド換算です。もうとっくにノミナルとなってしまった自由ポンド市場(当然レートも無意味です)の数字を使わず、公式ポンドのレートを使って計算する。何の矛盾もありません。1944年に決めらた戦後の指標である約4ドルは、直近の公式ポンドのレートを使っている分けです。
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