清室優待条件は溥儀も破っている
投稿者: nemuronosannma 投稿日時: 2011/07/05 23:07 投稿番号: [18381 / 28555]
満州国の正当性を何として主張したい人たちは、宣統帝退位の条件となった清室優待条件を馮玉祥が反故にしたため、原状回復の為に満州国を興し、それを日本が後押ししたと言う説を唱えるが、かなり無理がある。
先ず、張勲に唆されて、清室優待条件に反する「復辟」を行ったのは溥儀であり、この時点で紫禁城を追われても仕方の無い立場にあった。
その後の、満州国の建国であるが、もともと満州国は清朝復辟の為に興った「国家」(「」がついてます)ではなく、溥儀は当初執政という立場であった。溥儀自身は、清朝復辟に拘っていたようだが、満州国皇帝となっても尚、満洲国政府は「これは清朝の復辟を意味しない」旨の声明を出している。
もちろん、当時の日本政府も、満州国を清朝を受け継ぐ「国家」とは看做してはおらず、その証拠に、満州国と日本の推す「汪兆銘政権(南京湖民政府)」(「」が付いています)が並立していた。
満州国は、関東軍の傀儡政権であり、国際的にもとても認知された政権とは言い難い。その政権に正当性を持たせる為の一縷の望みが「清朝復辟」であるが、歴史の事実の反する主張と言うほかあるまい。
これは メッセージ 1 (medulllary さん)への返信です.
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