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カノッサの屈辱と尖閣の屈辱

投稿者: rolandsylvius 投稿日時: 2010/10/12 01:40 投稿番号: [13671 / 28555]
神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ四世を知っている人がいれば中々の世界史通であろうか。
教皇グレゴリウス七世との確執や波紋に至る経緯などの人間模様はとても興味深い。

ハインリヒが破門を解いてもらうためにカノッサを訪問し赦免を乞うたのは有名な話である。
皇帝権の敗北としてこの事実は「カノッサの屈辱」と言われている。

だが破門を解かれたことでハインリヒは行動の自由を得て再び教皇権に叛旗を翻す。
グレゴリウスは再びハインリヒを破門するがこれは失策となり彼は失意の中で永遠の眠りにつく。

一時の屈辱をバネにして成長したハインリヒ。
日本で言うなら「臥薪嘗胆」という言葉がピタリと当てはまる。

さて日本は船長釈放という外交的屈辱を持って日中関係の緩和を模索した。
しかし中国はグレゴリウスのように甘くは無かったのは周知の事実である。

成長する機会を奪われ屈辱のみを受けてしまった「尖閣の屈辱」。
ハインリヒがこの情景を見たらどう思うだろうか。
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