ブルジョア感傷主義
投稿者: rolandsylvius 投稿日時: 2010/09/30 23:24 投稿番号: [13539 / 28555]
以前ある東欧の国を映した映像を見た。
アメリカかぶれの若者と共産党員の若者を対比した映像だった。
チャラいアメリカかぶれの若者。それに対し質実剛健に映された共産党員の若者。
この出来過ぎた対比が面白かった。
体操や駆け足に勤しむ共産党員の若者。
日本語のナレーションには「身体を鍛えてずる休みをしない」など。
見ていると一生懸命運動したり働いたりという映像ばかり。
休養を印象付ける映像はまったく存在しなかった。
休むことは「ずる休み」なのだろう。
学生の頃に読んだ本にソビエトのコルホーズでのある出来事があった。
コルホーズでインフルエンザが流行。若い医師はコルホーズの農民に休養を命じた。
しかし直後地域の共産党幹部が脅しの言葉を掛ける。その一節が印象に残っている。
「あやまれるブルジョア感傷主義によって作業が妨げられてはならない」
休養はあやまれる感傷主義。共産党の思想を垣間見た一瞬だった。
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