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歴然とした重みの違いを感じる医者も居る

投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2010/07/15 13:44 投稿番号: [12082 / 28555]
医学教育,日常臨床における日本との大きな相違点はカナダのレジデンシーには明確なゴール(専門医取得)があること,そして専門医各人が独立して仕事をしていることです。これは仕事を(もちろん時間を含め)完璧に自分でコントロールできることも意味します。

  患者さんは外科医個人に紹介されますし,少数の例外を除き,複数の専門医が一緒に手術をすることはありません。surgeon's feeが基本的に外科医個人に支払われることと無関係ではないでしょう。食道切除や腹会陰式直腸切断術などは例外的にsecond surgeonへのfeeが認められています。無論,術中に判断に迷うような場合にはほかの外科医に意見を求めますし,ガイドラインにのらない症例や他科との協力が必要な症例はTumor Board(がんカンファレンス)に提示し,最適な治療方針が議論されます。

  医学的な議論の場では,専門医は5年目も20年目も対等です(ちなみにsurgeon's feeも同額)。当然,判断・決定の連続する日常臨床において個人の責任は重くなりますが,外科医としてのインセンティブはそれ以上に高くなるのではないでしょうか。このような明確なゴールあるいはよい将来像が描けるため,レジデントは専門医をめざし日々努力をしますし,だからこそ努力できるという説明も可能かもしれません。日本でもほとんどの施設で後期研修修了時の目標に外科系専門医取得を掲げており,明確なゴールがあるだろうという批判もあるでしょう。しかしその重みには歴然とした差を感じます。

↑どちらが良いと言うことではなく、責任の重さをどう考えるのかと言う事だよね。
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