生きる②
投稿者: rolandsylvius 投稿日時: 2010/04/18 17:12 投稿番号: [10632 / 28555]
生きる為に必要なものその一つに呼吸がある。
人間は意識しなくても延髄によって呼吸がコントロールされている。
だから寝ていても呼吸停止にならず無事朝を迎える事が出来るのだ。
もし疾患や外傷で延髄に障害を負ってしまうと当然ながら呼吸のコントロールも困難になる。
さてオンディーヌの呪いという話を皆さん知っているだろうか。
水の妖精オンディーヌが自分を裏切った恋人の騎士ハンスから自然に呼吸する能力を奪ってしまう話である。
そのためハンスは常に意識して呼吸しなければならなくなった。
結局眠りに落ちてしまい死んでしまったのだ。
この話はファンタジーだが実際に呼吸中枢が障害されて自然な呼吸が困難になる疾患が存在する。
そしてその疾患はオンディーヌ症候群と名づけられたそうだ。
正式名称は原発性肺胞低換気症候群と呼ぶ。
だがオンディーヌ症候群の方が分かりやすい気がする。
現在では人工呼吸器を取り付けることで眠りに落ちても呼吸が止まる事は回避できる。
ハンスが現在に生きていたらオンディーヌはこんな呪いを掛けただろうか。
これは メッセージ 10603 (rolandsylvius さん)への返信です.
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