中国の崩壊

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選手が直前まで北京入りしない理由

投稿者: kazusa2003 投稿日時: 2008/01/21 18:03 投稿番号: [140 / 712]
◆北京五輪と中国の食品事情

  北京五輪で中国が獲得する金メダルの数は、世界一の32個。有力スポーツメディアの予想である。
しかしスポーツメディアのなかには、北京五輪は無事にすべての競技日程を予定通り終えることができるかどうか疑問だという声を取り上げるところもある。
疑問の根拠はいくつか挙げられているが、食品問題もその一つだ。

農産物の供給・安全対策は各地でばらばらで、統一がとれているとは言い難い。
中国には2億4000万の農家があり、農業生産の組織化の程度は低い。
農業部は対策の成果を全面的に定着させ、長期的な仕組みづくりに力を入れる。

五輪期間中に北京に滞在する海外からの選手団やメディア関係者、旅行者たちに対する農産品の供給と安全を確保するという至上命題を念頭に置いたものなのだ。
年が明けても政府当局者がこのような発言をしているということは、少なくとも農業部が管轄している農産物の供給と安全に関しては、いまだに不安があるということなのか。
もしそうだとすれば、具体的にはどんな不安があるのだろうか。

   実はその答は、昨年11月に北京五輪組織委員会が採った措置そのものにある。
北京五輪組織委員会は、選手が宿泊する選手村に納入される農産物に対して、次のような厳しい管理を行うことを関係当局に命じたのである。

   ・調理場には24時間体制で警備員が常駐すること。
   ・食糧貯蔵区域には監視カメラを設置すること。
   ・食品輸送にあたる車輌には必ずGPSを取り付けるべきこと。
   ・マウスを毒味役として使用すべきこと。

◆選手にとって「食品問題」とは

20カ国の選手たちが、合宿地としては中国ではなく日本を希望していることが伝えられた。
練習場所を確保するのが難しいことや大気汚染が深刻であることなどがその理由に挙げられているが、最大の原因は「食」に対する不信ではないかと思う。といっても、選手たちは食中毒が恐いというような一般的な「安全」に対する不信から、試合直前まで中国に入国しようとしないのではない。

   選手たちは、実はドーピング検査で失格になることを恐れているのだ。
世界のアスリートたちは、家畜や野菜の成長を促すためのホルモンや抗生物質などの化学物質が使用された中国食品を摂取することで、ドーピング検査にひっかかることを懸念しているのである。
そういうことが実際にあり得るものかどうかは定かではないが、禁止(制限)薬物には、私たちが無意識に口にしているアルコールや風邪薬、解熱剤などの成分も並んでいることは確かであり、口にするあらゆるものに対して、選手たちは過敏にならざるを得ないのである。

   したがって選手たちにとっての「食品問題」とは、中国の農業部や北京五輪組織委員会が短期間のうちにいくら躍起になって付け焼刃的な対策を講じようとしても解決が難しい種類の問題なのである。
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