中国の特異性
投稿者: kharada60 投稿日時: 2004/01/29 20:03 投稿番号: [1541 / 9280]
ここで私が歴史を述べる際には敢えて秦という言い方を使わせてもらいいます。というのも中華人民共和国とその前の中華民国は両者とも中華という語が「真ん中の華やかな」という意味なので固有名詞ではなく清朝以前を述べるときに混乱してしまう。かといってシナというとジャップみたいな蔑称であると言われていることに配慮するためです。丁度ソ連がソビエト連邦(議会連邦)みたいに固有名詞ではないため、ロマノフ王朝などを語るときに不適当なのでロシアというのと同じと思ってください。
秦という王朝はご存知の通り、彼の地の政治、度量衡、文字を統一した王朝です。初めての皇帝贏政は始皇帝といわれます。ただし14年間しか続かない王朝でした。それまでは各地に王がいる群雄割拠の状態で、贏政がそれを廃して皇帝直轄の統治を始めた。それ以来、世界で最も先進的な中央集権「郡県制」が始まります。この中央集権制は国土=皇帝の領土という強力な独裁制度でしたが、先述の度量衡や文字の統一によって秦朝が滅亡後も大きな影響を与えています。
それに対して欧州(西欧ですが)や日本では各地の豪族が国王から封地を受けて統治する「封建制度」を何百年も続けた。欧州と日本に共通しているのは荘園を持っていたことや、地方自治の連邦国家であったことで、文化風俗の違いを除けば驚くほど似ています。
秦の地はその後分裂もあるが、つねに皇帝直轄中央集権の統治を志向します。確かに皇帝の下にある「官」は九品中正から科挙と変わるが試験によって選ばれ、世襲制でないということは画期的であり、封建領主と比べると先進的でもある。
しかし行政権の世襲がほとんどご法度となった20世紀からは、極度の中央集権というものが広い国土を統治するのに歪みを生じさせているように思えます。今の中央集権は中央強権と言い換えるべきであろうとさえ思われる。
今の中国と呼ばれる国では国家元首もは世襲ではないが、それだけに元首が変わると特権も変わるので利権の生ずる地位にある人々の多くは「今のうちに特権を行使して稼がねば」という切迫感で国家の私物化がひどくなっている。地方自治によって連邦制になり、いたずらに中央強権を柔軟性を持たせるほうが人材の登用や経済的にもよいのではないか。秦の地は「統一ありき」という呪文に束縛されている。
それが共産党という特権階級による農民籍の人々への搾取や抑圧、貧富の差と犯罪いう悲しい現実を繰り返している。共産党も中央集権であるため、本来イデオロギーとしては守るべき弱者と虐待しており、強権抑圧主義の皇帝制と違いがないのが実態です。中華人民共和国の実態は人民に機会平等な共産主義ではなく、ただ官僚特権主義なのです。
秦という王朝はご存知の通り、彼の地の政治、度量衡、文字を統一した王朝です。初めての皇帝贏政は始皇帝といわれます。ただし14年間しか続かない王朝でした。それまでは各地に王がいる群雄割拠の状態で、贏政がそれを廃して皇帝直轄の統治を始めた。それ以来、世界で最も先進的な中央集権「郡県制」が始まります。この中央集権制は国土=皇帝の領土という強力な独裁制度でしたが、先述の度量衡や文字の統一によって秦朝が滅亡後も大きな影響を与えています。
それに対して欧州(西欧ですが)や日本では各地の豪族が国王から封地を受けて統治する「封建制度」を何百年も続けた。欧州と日本に共通しているのは荘園を持っていたことや、地方自治の連邦国家であったことで、文化風俗の違いを除けば驚くほど似ています。
秦の地はその後分裂もあるが、つねに皇帝直轄中央集権の統治を志向します。確かに皇帝の下にある「官」は九品中正から科挙と変わるが試験によって選ばれ、世襲制でないということは画期的であり、封建領主と比べると先進的でもある。
しかし行政権の世襲がほとんどご法度となった20世紀からは、極度の中央集権というものが広い国土を統治するのに歪みを生じさせているように思えます。今の中央集権は中央強権と言い換えるべきであろうとさえ思われる。
今の中国と呼ばれる国では国家元首もは世襲ではないが、それだけに元首が変わると特権も変わるので利権の生ずる地位にある人々の多くは「今のうちに特権を行使して稼がねば」という切迫感で国家の私物化がひどくなっている。地方自治によって連邦制になり、いたずらに中央強権を柔軟性を持たせるほうが人材の登用や経済的にもよいのではないか。秦の地は「統一ありき」という呪文に束縛されている。
それが共産党という特権階級による農民籍の人々への搾取や抑圧、貧富の差と犯罪いう悲しい現実を繰り返している。共産党も中央集権であるため、本来イデオロギーとしては守るべき弱者と虐待しており、強権抑圧主義の皇帝制と違いがないのが実態です。中華人民共和国の実態は人民に機会平等な共産主義ではなく、ただ官僚特権主義なのです。
これは メッセージ 1537 (hironomiya2003 さん)への返信です.
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