非暴力が現実的である時
投稿者: coolyfuji 投稿日時: 2001/10/12 00:23 投稿番号: [91038 / 177456]
ガンジーの非暴力によるインド独立、及び60年代アメリカの黒人人権運動(キング牧師等)は、現実であり、
決して理想にとどまるものではありまあせん。
他方、非暴力であったインドが現在、軍事力をもち、多数のインド市民は英米による攻撃に賛成しています。
この変化・違いの背景には、ある主張(独立であれ人権であれ)を通そうとする側の力の有無によって説明できます。
ガンジー期のインド人はイギリスの軍事力によって圧倒され、また60年代の黒人人権の主張者は暴力に訴えればすぐ投獄です。
いずれも、軍事力で完全に劣っているのです。
これは悲しい現実ですが、軍事力がある場合には、その主張を通すために、非暴力を唱えて大量の犠牲者を出すことが、少なくとも回避できるのです。
反対に、今であっても、軍事力で圧倒的に劣る側は、非暴力による抵抗が一つの有効な手段であることには変りありません。
ただし、軍事的に圧倒する側がタリバンのようにあまりにも残酷である場合、非暴力による抵抗は大量の死者を出しますので、
軍事的に圧倒する側があまり残酷ではないことが、非暴力抵抗が有効な条件の一つに加わるでしょう。
これは メッセージ 90954 (aki_m197109 さん)への返信です.
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