れ:恐怖政治
投稿者: chao_zoo 投稿日時: 2001/10/10 22:50 投稿番号: [89375 / 177456]
これも何度かこの場で書いてきたことですが、ある国が建国過程の途上にあったり、革命など大きな変革の直後だったりした場合、当然社会は不安定ですから、それを秩序化しようとする勢力は苛烈な暴力なしにはやっていけません。「勝てば官軍」という皮肉な見方もできますが、秩序の樹立に成功した場合には、そうした暴力は歴史的に見て肯定され賞賛すらされるのです。
内戦途上にある彼の国も同様でしょう。「今までの」および「今の」タリバンを見て、それだけで評価するのは不適切です。
今となっては望み薄になっていますが、仮に今度のようなテロ事件も起こらず、タリバンがアフガニスタンを制圧して安定政権に脱皮したとすると、社会は安定し、刑罰なども緩刑化するはず。政治の力学とはそういうものです。
具体的には、イランをご覧になればわかるのではないでしょうか。ホメイニ氏の革命直後は本当に「原理主義的」でしたが、今、ハタミ大統領の元では女性たちはけっこう華やいだ装いを楽しんだりしています。社会にさし当たっての危機的状況がないからです。
どんな政権だって、社会を安定させることさえできればマトモなものに性格を変えていくものです。
これは メッセージ 89310 (moshimoushimoshi さん)への返信です.
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