対米全面テロ

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フランス・ルモンド紙論評

投稿者: hyper_forest 投稿日時: 2001/10/08 23:57 投稿番号: [85971 / 177456]
フランス、ルモンド新聞(Le Monde) http://www.lemonde.fr/article/0,5987,3232 -- 222428-,00.html

コラム(Analyses et forums)

私はアメリカ人ではない マリ=ジョゼ・モンゼン
より

9月11日から、私たちはアメリカ人になるよう命じられてきた。個人的にいえば、 私は自分がアメリカ人であると全く思えないし、それどころか死刑を擁護し中東を軽 視している破壊的な大統領と一緒に囃し立てる人々の非を目の当たりにして、かえっ て我に返ってしまった。米国多発テロによる恐怖は、私たちを悲しみと恐慌の底に沈 めたが、感情で考察や判断を誤ってはならない。 映像の分析はまるで神話のように「正義による聖戦」を持ち出させよ うとしている。

私たちは混乱させられている、大惨事と犠 牲者の間で、そして追悼ミサの現実と国旗の掲げるフィクションの間、コンクリート の象徴と人命の間で。 ある者は「人が死んでいく映像の中継」の乱用の危険さを指摘し、ある者はまるでパ ニック映画のようだと語った。そんなことはどうでもいい。何回も繰り返された WTC崩壊映像は、現実性を失い、視聴者にクリップ・ビデオになった悪夢を刷り込 み、精神の平衡を失わせた。つまり、この悪夢はメディアにより操作されたもので あった。

この非現実性は、私たちを激しい恐怖に追い込み救世主の復活を願わせた。私たちは 催眠状態にさせられ、おろかさの中に身を委ねさせられた。不測の事態を容認しがた い事態(l'impensable)に変えなければならない。ラジオが「不測の事態 (l'impensable)の到来だ」と言っている。このような情報があふれるのは、私たちを 思いもつかなかった暴力に巻き込もうと準備している側の操作である。 私たちは冷静にならなければならない。この殺人者のシナリオで、誰が得するのか?

  パキスタン?   もちろん違う:シャロンはついに自由を手にした。おそらく、イス ラエルはアラファトやビン・ラーディン、震え上がっている国々に対して盲目的 な政治を繰り広げるだろう。では、タリバンにつぶされつつあるアフガニスタンか?   それも違う:アメリカが落とすと脅している爆弾がアフガニスタンを消失させるだ ろう。誰が得するのか?   貧しい者か?   迫害されている者か?   それでもない。ビ ン・ラーディンが今回のテロに関わっていたとしても、彼はアメリカの生徒として、 最近まで策謀の道具として使われてきた。アメリカの裏切り者であっても、彼の富は アメリカからもたらされた。

現在、アラブ世界がまるで宗教でいう怪物のように手を提けているように人々は思っ ている。混乱(l'amalgame)への小休止だ。ファシズム(l'amalgame)は行われた。これ が真実の悲しみの源である。 ブッシュ、プーチン、シャロンらは傲慢さを身につけた。なんと言う成功だ!

  ブッ シュは強大な、時々悲劇の、ヒーローであり報復者となるだろうし、プーチンはチェチェン紛争を終わられるだろう。 事態を見つめなおそう:世界で一番強大な国は、カマンベールチーズ、ワクチン接種 してない犬、共産党員証(たとえ期限が切れていたとしても)を持ったあなたたちを入国させてはくれない。

  でもアラブ国籍のテロリストなら、偽造パスポートでも入国させるし、飛行機の操縦を習ったり、刀剣類を携帯したままボディ・チェックなしで飛行機に搭乗することも可能だ。不自然ではないだろうか?   もしあなたが疑いを持っ ても、人々はあなたの言っていることを信じはしない。 もしテロに関連したアラブ人がおろかであったとしても、あの惨事の2日後刀剣類を 持って空港の周りをうろうろするだろうか?

  車の中にコーランと飛行機操縦のマ ニュアルを残したりするだろうか?   CIAやFBIがこれらのおろかな証拠を信じ るだろうか?   何故、このような疑問がでてこないのか? 大きな陰謀が隠されているとは思わないが、混乱した情報は、人々を暗澹とした混乱 に導くために操作されたのだと、私は確信している。もし私たちが考えようとしない なら、私たちの疑問や分析に対し何の説明もしないまま、恐ろしい決断を使用として いる者たちにとって僥倖である。

  今回のテロによる殺戮は並外れたものであった。私 たちは再び人命の価値について語らなければならない。それが20世紀が私たちに課 したものである。 経済的な関心のもとに、世界全土を巻き込もうとする解きほぐせないもつれの中に頭 をつっこまないことを、西洋諸国政府に望む。新たな人種差別による恥辱や、全ての 陣営の宗教的な狂信を促し、私たちからこの大惨事がおこった政治的、経済的理由を 調査することを忘れさせようとする盲目的な復讐に抵抗しなければ\xA4
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