Re:大統領にあてた書簡
投稿者: Sipin3_jp 投稿日時: 2001/10/08 11:49 投稿番号: [84534 / 177456]
> ブッシュ大統領:「彼らは我々の政治を見て憎んでいるのでしょう。アメリカ政府が民主主義に乗っ取った政府だからです。彼らの指導者たちは自己中心的で自由を憎んでいるから攻撃したのです。宗教の自由、言論の自由、思想や行動における自由などを憎んでいるからです。」
> しかし閣下、この答弁は明らかな偽りです。>
> 彼らはこう言っています。アメリカが行なってきた50年にもわたるイスラエル擁護の政策に対して戦わなければならない、と。<<<
数時間前、アメリカとイギリスがアフガニスタン爆撃を開始しました。もちろん予想通りなのですが、アメリカ側に一つ誤算がありました。オサマ・ビンラディンのメッセージを録音したビデオテープが世界中で流されたのです。そして先日、デーヴィッド・デューク氏が大統領にあてた書簡で記されていた事がビンラディンの口から聞かれました。つまりパレスティナ問題におけるアメリカの立場を徹底的に非難し、「この何十年間に行なわれてきたアメリカの政策がこのテロを呼びこんだ」と言いきったのです。僕はただこの点を強調する事に意味を見い出したわけですが・・・・
考えてみましょう。なぜ戦争は起こるのか?主に2つの見方があるでしょう。簡単に言えば「世界には悪者がいて、悪者が平和を乱すから戦う」という考え方。そしてもう一つは「人類が平和的解決手段を持っていない愚か者だから戦争が起こる」という考え方だと思います。僕の場合は後者です。しかし毎日、世界中で起こっている悲惨な現実に目を向けずに、自分のことばかり考えている人は前者の考え方に陥ってしまうのが普通でしょう。そしてこの考え方は自分たちは正しいはずだ、という自己中心的な考え方に陥る危険があると思うのです。だからあらゆる国家が冷静になって世界情勢に対処する事を望んでいるわけです。
テロが国境を越えない、国家の中での犯罪だったらもっと事は簡単でしょう。犯罪を犯すものは犯罪者で、当然裁きを受けるのみです。しかしこれが国家間の争いになると別の見方をするべきではないでしょうか。テロは何も9月11日に始まったわけではありません。もう何十年も続いているのです。そして益々悲惨な状況になっています。つまり今までの各国(特にアメリカ)の対策では何も解決できなかったわけです。これからどんな状況に巻きこまれてゆくのか、よく考えてテロ対策に関する見方を変えるべきである、というのが僕の意見です。
まとめてみます。
中東をめぐる世界情勢は
・20世紀前半のオイル発見。利権を狙う欧米(特にイギリス)がアラビア半島を分断。アラブ人のアラブ統一という望みを絶つ。
・1948年のイスラエル建国。パレスティナ人の難民化〜中東戦争。
この2点によって政情が不安定になる。
さらにここ数十年の間も
・1979年、それまでパーレビ国王を中心に欧米に友好的だったイランにおいてイスラム革命が起き、ホメイニ氏がペルシャ人の最高指導者になり、イスラム原理主義対アメリカという構図ができあがる。
・1991年、アラブの統一を企むフセイン大統領によってイラクがクウェート侵攻、アメリカが中心となる欧米側が参戦、イラクを封じこめる。
以上の2点もポイントだったと言えます。しかしこれらの政策がカーター大統領の起した失態だったとか、征服を企むフセインが世界の敵だったからなどと、単純な見方をしてきたからこれまで中東情勢を修復する事ができずに今日に至っているのです。
そして9月11日のテロが起き、今回のアフガニスタン爆撃につながったわけです。一体これからどうなるのか?これがアメリカを中心とする西側国家(イスラエルも含める)に対する憎悪を助長し、さらなる混乱を招く事になるのはアメリカさえも認めているのです(CIAはアメリカの報復によりさらなるテロ攻撃が起きる可能性は100%と発表したそうです)。
アメリカはビンラディンの声明はプロパガンダだと非難しました。しかしそれならばブッシュの発言(自由社会を憎むビンラディンがテロが起こした)もプロパガンダに聞こえます。言えるのはこの狂った世界情勢を傲慢な政治家の手に委ねてしまう事の危険性について考えるべきだという事です。
始めの質問に戻ります。戦争はなぜ起きるのか?
「世界の平和を乱す悪党がいるから」・・・その考え方に基づいた政策によって戦争が繰り返し行なわれてきました。そしてこの21世紀はそのやり方が本当に正しいのかどうか、答えを出してくれるでしょう。
http://members.aol.com/peacesellsjp/attack2.htm
> しかし閣下、この答弁は明らかな偽りです。>
> 彼らはこう言っています。アメリカが行なってきた50年にもわたるイスラエル擁護の政策に対して戦わなければならない、と。<<<
数時間前、アメリカとイギリスがアフガニスタン爆撃を開始しました。もちろん予想通りなのですが、アメリカ側に一つ誤算がありました。オサマ・ビンラディンのメッセージを録音したビデオテープが世界中で流されたのです。そして先日、デーヴィッド・デューク氏が大統領にあてた書簡で記されていた事がビンラディンの口から聞かれました。つまりパレスティナ問題におけるアメリカの立場を徹底的に非難し、「この何十年間に行なわれてきたアメリカの政策がこのテロを呼びこんだ」と言いきったのです。僕はただこの点を強調する事に意味を見い出したわけですが・・・・
考えてみましょう。なぜ戦争は起こるのか?主に2つの見方があるでしょう。簡単に言えば「世界には悪者がいて、悪者が平和を乱すから戦う」という考え方。そしてもう一つは「人類が平和的解決手段を持っていない愚か者だから戦争が起こる」という考え方だと思います。僕の場合は後者です。しかし毎日、世界中で起こっている悲惨な現実に目を向けずに、自分のことばかり考えている人は前者の考え方に陥ってしまうのが普通でしょう。そしてこの考え方は自分たちは正しいはずだ、という自己中心的な考え方に陥る危険があると思うのです。だからあらゆる国家が冷静になって世界情勢に対処する事を望んでいるわけです。
テロが国境を越えない、国家の中での犯罪だったらもっと事は簡単でしょう。犯罪を犯すものは犯罪者で、当然裁きを受けるのみです。しかしこれが国家間の争いになると別の見方をするべきではないでしょうか。テロは何も9月11日に始まったわけではありません。もう何十年も続いているのです。そして益々悲惨な状況になっています。つまり今までの各国(特にアメリカ)の対策では何も解決できなかったわけです。これからどんな状況に巻きこまれてゆくのか、よく考えてテロ対策に関する見方を変えるべきである、というのが僕の意見です。
まとめてみます。
中東をめぐる世界情勢は
・20世紀前半のオイル発見。利権を狙う欧米(特にイギリス)がアラビア半島を分断。アラブ人のアラブ統一という望みを絶つ。
・1948年のイスラエル建国。パレスティナ人の難民化〜中東戦争。
この2点によって政情が不安定になる。
さらにここ数十年の間も
・1979年、それまでパーレビ国王を中心に欧米に友好的だったイランにおいてイスラム革命が起き、ホメイニ氏がペルシャ人の最高指導者になり、イスラム原理主義対アメリカという構図ができあがる。
・1991年、アラブの統一を企むフセイン大統領によってイラクがクウェート侵攻、アメリカが中心となる欧米側が参戦、イラクを封じこめる。
以上の2点もポイントだったと言えます。しかしこれらの政策がカーター大統領の起した失態だったとか、征服を企むフセインが世界の敵だったからなどと、単純な見方をしてきたからこれまで中東情勢を修復する事ができずに今日に至っているのです。
そして9月11日のテロが起き、今回のアフガニスタン爆撃につながったわけです。一体これからどうなるのか?これがアメリカを中心とする西側国家(イスラエルも含める)に対する憎悪を助長し、さらなる混乱を招く事になるのはアメリカさえも認めているのです(CIAはアメリカの報復によりさらなるテロ攻撃が起きる可能性は100%と発表したそうです)。
アメリカはビンラディンの声明はプロパガンダだと非難しました。しかしそれならばブッシュの発言(自由社会を憎むビンラディンがテロが起こした)もプロパガンダに聞こえます。言えるのはこの狂った世界情勢を傲慢な政治家の手に委ねてしまう事の危険性について考えるべきだという事です。
始めの質問に戻ります。戦争はなぜ起きるのか?
「世界の平和を乱す悪党がいるから」・・・その考え方に基づいた政策によって戦争が繰り返し行なわれてきました。そしてこの21世紀はそのやり方が本当に正しいのかどうか、答えを出してくれるでしょう。
http://members.aol.com/peacesellsjp/attack2.htm
これは メッセージ 77880 (Sipin3_jp さん)への返信です.
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