アメリカにとって中東は暴れ馬
投稿者: chao_zoo 投稿日時: 2001/10/06 02:12 投稿番号: [81874 / 177456]
お返事ありがとうございます。
「パクス・ロマーナ」という言葉をご存知でしょうか。「ローマの力による平和」ということです。圧倒的な武力を持つ絶対権力が、その支配下に平和をもたらすという。
一時的に地中海世界を版図に治めたローマは、たしかに一時的に、これを実現しました。
「パクス・アメリカーナ」はどうでしょう。これはもう…冷戦時代の初期から「幻想」でしかないことは明らかです。朝鮮で引き分け、ベトナムで負け、ソマリアでも負け、コソボでも腰が引け…。
これまた以前に書いたことですが、アメリカは「海軍力で陸地を包囲できる島嶼、半島でしか戦争をしたことがなく、なおかつ必ずしも勝っていない」のです。
どうも欧米および日本の人々は「アメリカ=世界最強」という神話に溺れているように思えてなりません。質・量ともに世界最強の軍隊を持つことは疑いないにせよ、それが世界全体に散在していては大した力ではないのです。これは、戦国時代最強の勢力だった本願寺が歴史の表舞台から姿を消していった事情にも似ています。
アメリカは中東地域を統制できません。統制しようとすれば、思いも寄らぬ反作用でしっぺ返しを受けます。
「コントロール不能」ということを、米国自身が自覚すべきでしょう。そして、コントロール不能の地域に下手な「ちょっかい」を出すことよりも、その地域の矛盾解決に尽力すべきなのです。それこそが「真の報復」のはず。どなたかが書いておられましたが、「トイレの匂いは元から絶たなきゃダメ」なんです。
これは メッセージ 81741 (midnightsyndicate2001 さん)への返信です.
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