対米全面テロ

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反陰謀論:アメリカの被害妄想

投稿者: kow_1313 投稿日時: 2001/10/03 01:39 投稿番号: [79545 / 177456]
軍需産業の復興だとかエネルギー資源だとか、アメリカがそういう損得勘定で動く国であるならば、それなりに打算的・理性的な行動をする筈で、こんなハイリスク、ハイコストな事件そのものはアメリカの陰謀のはずがありません。逆に、アメリカという国の不思議は、資本主義のご本尊のワリに、度々とんでもなく勘定が合わない行動をし、周囲の国々や自国自身にも多大な被害をおよぼすことです。

まともでない行動は、妄想から始ると考えて良いでしょう。アメリカの妄想は「被害妄想」です。外敵にヒドイ目に合わされたことが殆どないアメリカですが(今回の事件?他の国の例と比較してみてください)、なぜか非常な被害妄想があります。当然、いつも自分は被害者ですから、他国に対して加害者である、という自覚は持ちようがありません。

アメリカの最も危ない右翼団体の妄想として、「連邦政府の中枢は既に共産主義者に乗っ取られている。メキシコとの国境には、百万の人民解放軍(冷戦時代はソ連赤軍)が待機し合図を待っている。」、というのがあるそうです。まさに被害妄想の典型です。

岸田秀の有名な理論ですが、国家も個々人によって構成される一つの組織である以上、その最も狂った面は最も狂った小集団の妄想に象徴的に現れます。従ってオウム真理教の最大の妄想が、アメリカの攻撃から始る最終戦争であったということは、日本という国家が本質的に最も恐怖している相手はアメリカであり、最も理性的に対応できない問題が常に日米関係である、ということを象徴しています。それは今回の事件における小泉首相の拙速卑屈無原則な対応でも証明できます。

余談ですが、ですから日本の軍備を本気で語るなら、仮想敵国としてアメリカを第一に考えないと無意味でしょう。「沈黙の艦隊」は実にいいポイントを突いていたと思います。北朝鮮や中国ではなく、アメリカに対して戦いうる戦力がなければ、日本の武装は自己満足にさえなりえません。ところがアメリカに対抗しうる軍備を持ちますと、当然アメリカが被害妄想から敵対行動モードに入りますから、私は自衛隊という曖昧な形で日本自身とアメリカの両方を誤魔化す知恵は素晴らしいと評価しています。

では、なにゆえアメリカは外国から侵略を受けたことなど殆どないのに、被害妄想を抱くのか。残念ながら、そこまでの考察は私の手には余ります。ただ、一つだけ言えることは、被害妄想の一方でアメリカには「殴られたら殴り返せ。それが出来ないヤツは人間の屑」、というような暴力信仰もあり、この組み合わせは国際関係において、およそ考えられる最悪のものでしょう。自分は何の罪も無いのにいきなり殴られた純粋な被害者です。よって相手に対する反撃は、常に無限の正義・・・。
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