対米全面テロ

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狂牛病について 優先順は下

投稿者: hari_serudan 投稿日時: 2001/10/03 01:27 投稿番号: [79536 / 177456]
nandajana様他皆様へ

  普段は、科学カテにいるhari serudanと言う者です。

  狂牛病の話題が出てきましたので、ちょっとだけ、コメントさせていただきます。

  狂牛病は、プリオンと呼ばれる蛋白質が病原体の病気です。

  プリオンは、生命かどうかもはっきりしておりませんが、そもそも、プリオンの発見が遅れたのは、プリオンによる病気の潜伏期間が極めて長いためです。
  当然、伝染力は、それ程強くありません。
  →詳しくは、下記資料をご覧下さい。

  少なくとも、テロの脅威の方が、狂牛病の危険より二桁は上でしょうから、やはり、テロ問題を先に解決すべきであると思います。

  「狂牛病の正しい知識」

  1996年3月の英国政府の発表以来、新しい非定型的なクロイツフェルト・ヤコブ病 (nvCJD)が牛海綿状脳症 (BSE) の人間への感染の結果ではないかと懸念された。その後の精力的な研究により、BSEは極めてまれながら人間に感染し、nvCJDとして発症することがほぼ確実となった。2001年8月31日現在,99人のnvCJDが報告されているが,その潜伏期間,これから予想される患者数ともにわかっていない。一方、英国では、BSE自体は種々の防疫策が奏功し終焉の方向に向かっている。またBSEの病原体が食物の中に混ざらないようにする対策は、英国ではすでに1989年から始まっている。危険を完全になくすことはできないが、牛由来の製品をすべて拒否することは現実的ではない。

  問題は、一時の感情に惑わされず,いかに偏らない見方でリスク判断ができるかどうかである.例えば,我々の周りにあって生命を脅かす環境リスクのうち、最大の物は直接・間接喫煙である.だから,禁煙席のないレストランで、BSEを恐れて野菜サラダを食べる方が、全席禁煙のレストランでビフテキを食べるよりも、生命の危険は、はるかに高い.

  2000年11月からの欧州でのBSE騒動は,BSEを英国特有の問題と決めつけ、対岸の火事視してきたEC諸国の問題点が表面化したものである。日本でも2000年末までは欧州から動物性飼料が輸入されており,その流通,使用に対しても有効な規制がなかった。さらに,日本におけるBSEの発生の可能性も、すでに3ヶ月前の2001年6月のEUの報告書で指摘されていた。にもかかわらず,欧州での教訓と貴重な忠告を生かせなかった日本の行政当局の責任は重大だが、このような事態に際しては、無責任な報道が容易にパニックを煽ってしまうこともまた、欧州での貴重な教訓である。
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