既出かな?
投稿者: Maestro_2001 投稿日時: 2001/09/26 03:47 投稿番号: [71955 / 177456]
報道機関の煽る危機感
9月12日(水)の夜11時、カンダハールの国連のゲストハウスで
アフガニスタンの人々と同じく眠れない夜を過ごしている。
私のこの拙文を読んで、一人でも多くの人が アフガニスタンの人々が、
(ごく普通の一人一人のアフガン人達が)、どんなに不安な気持ちで
9月11日(昨日)に起きたアメリカの4件同時の飛行機ハイジャック
襲撃事件を受け止めているか 少しでも考えていただきたいと思う。
テレビのBBCニュースを見ていて心底感じるのは 今回の事件の報道の
仕方自体が 政治的駆け引きであるということである。
特にBBCやCNNの報道の仕方自体が根拠のない不安を世界中にあおって
いる。
事件の発生直後(世界貿易センターに飛行機が2機突っ込んだ時点で)
BBCは早くも、未確認の情報源よりパレスチナのテログループが犯行
声明を行ったと、テレビで発表した。 それ以後 事件の全貌が明らか
になるにつれて オサマ.ビン.ラデンのグループの犯行を示唆する
報道が急増する。
その時点でカンダハールにいる我々はアメリカがいつ根拠のない報復
襲撃をまた始めるかと不安におびえ、明らかに不必要に捏造された治安
の危機にさらされる。 何の捜査もしないうちから、一体何を根拠に
こんなにも簡単にパレスチナやオサマ・ビン・ラビンの名前を大々的に
報道できるのだろうか。 そしてこの軽率な報道がアフガンの国内に
生活をを営む大多数のアフガンの普通市民、人道援助に来ているNGO・
NPOや国連職員の生命を脅かしていることを全く考慮していない。
1998年8月にケニヤとタンザニアの米国大使館爆破事件があった時、
私は奇しくもケニヤのダダブの難民キャンプで同じくフィールドオフィ
サーとして働いており、ブッシュネル米国在ケニヤ大使が爆破事件の
2日前ダダブのキャンプを訪問していたという奇遇であった。
その時も物的確証も無いまま オサマ・ビン・ラデンの事件関与の疑い
が濃厚という理由だけでアメリカ(クリントン政権)はスーダンと
アフガニスタンにミサイルを発射した。
スーダンの場合は、製薬会社、アフガンの場合は遊牧民や通りがかりの
人々など大部分のミサイルがもともとのターゲットと離れた場所に落ち、
罪の無い人々が生命を落としたのは周知の事実である。
まして標的であった軍部訓練所付近に落ちたミサイルも肝心のオサマ・
ビン・ラデンに関与するグループの被害はほぼ皆無だった。 タリバンや
こうした組織的グループのメンバーは発達した情報網を携えているので、
いち早く脱出しているからだ。 前回のミサイル報復でも、結局犠牲者の
多くは 子供や女性だったと言う。
我々国連職員の大部分は今日緊急避難される筈だったが天候上の理由と
して国連機がカンダハールに来なかった。 ところがテレビの報道では
「国連職員はアフガニスタンから避難した。」と既に報道している。
報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではないか。」と
いう不安が募る。 アフガニスタンに住む全市民は 毎夜この爆撃の不安
の中で日々を過ごしていかなくてはいけないのだ。 更に、現ブッシュ
大統領の父、前ブッシュ大統領は1993年の6月に同年4月にイラクが
同大統領の暗殺計画を企てた、というだけで同国へのミサイル空爆を行って
いる。 世界史上初めて「計画」(実際には何の行動も伴わなかった?)
に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。
現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後 ほぼ最初に行った
のがイラクへのミサイル攻撃だった。 これが単なる偶然でないことは
明確だ。
9月12日(水)の夜11時、カンダハールの国連のゲストハウスで
アフガニスタンの人々と同じく眠れない夜を過ごしている。
私のこの拙文を読んで、一人でも多くの人が アフガニスタンの人々が、
(ごく普通の一人一人のアフガン人達が)、どんなに不安な気持ちで
9月11日(昨日)に起きたアメリカの4件同時の飛行機ハイジャック
襲撃事件を受け止めているか 少しでも考えていただきたいと思う。
テレビのBBCニュースを見ていて心底感じるのは 今回の事件の報道の
仕方自体が 政治的駆け引きであるということである。
特にBBCやCNNの報道の仕方自体が根拠のない不安を世界中にあおって
いる。
事件の発生直後(世界貿易センターに飛行機が2機突っ込んだ時点で)
BBCは早くも、未確認の情報源よりパレスチナのテログループが犯行
声明を行ったと、テレビで発表した。 それ以後 事件の全貌が明らか
になるにつれて オサマ.ビン.ラデンのグループの犯行を示唆する
報道が急増する。
その時点でカンダハールにいる我々はアメリカがいつ根拠のない報復
襲撃をまた始めるかと不安におびえ、明らかに不必要に捏造された治安
の危機にさらされる。 何の捜査もしないうちから、一体何を根拠に
こんなにも簡単にパレスチナやオサマ・ビン・ラビンの名前を大々的に
報道できるのだろうか。 そしてこの軽率な報道がアフガンの国内に
生活をを営む大多数のアフガンの普通市民、人道援助に来ているNGO・
NPOや国連職員の生命を脅かしていることを全く考慮していない。
1998年8月にケニヤとタンザニアの米国大使館爆破事件があった時、
私は奇しくもケニヤのダダブの難民キャンプで同じくフィールドオフィ
サーとして働いており、ブッシュネル米国在ケニヤ大使が爆破事件の
2日前ダダブのキャンプを訪問していたという奇遇であった。
その時も物的確証も無いまま オサマ・ビン・ラデンの事件関与の疑い
が濃厚という理由だけでアメリカ(クリントン政権)はスーダンと
アフガニスタンにミサイルを発射した。
スーダンの場合は、製薬会社、アフガンの場合は遊牧民や通りがかりの
人々など大部分のミサイルがもともとのターゲットと離れた場所に落ち、
罪の無い人々が生命を落としたのは周知の事実である。
まして標的であった軍部訓練所付近に落ちたミサイルも肝心のオサマ・
ビン・ラデンに関与するグループの被害はほぼ皆無だった。 タリバンや
こうした組織的グループのメンバーは発達した情報網を携えているので、
いち早く脱出しているからだ。 前回のミサイル報復でも、結局犠牲者の
多くは 子供や女性だったと言う。
我々国連職員の大部分は今日緊急避難される筈だったが天候上の理由と
して国連機がカンダハールに来なかった。 ところがテレビの報道では
「国連職員はアフガニスタンから避難した。」と既に報道している。
報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではないか。」と
いう不安が募る。 アフガニスタンに住む全市民は 毎夜この爆撃の不安
の中で日々を過ごしていかなくてはいけないのだ。 更に、現ブッシュ
大統領の父、前ブッシュ大統領は1993年の6月に同年4月にイラクが
同大統領の暗殺計画を企てた、というだけで同国へのミサイル空爆を行って
いる。 世界史上初めて「計画」(実際には何の行動も伴わなかった?)
に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。
現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後 ほぼ最初に行った
のがイラクへのミサイル攻撃だった。 これが単なる偶然でないことは
明確だ。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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