ハルノートは最後通牒ではなかった
投稿者: Ahoo_Japan_No_1 投稿日時: 2001/09/25 11:45 投稿番号: [70238 / 177456]
http://ww1.m78.com/question/hall%20note.html
ハルノートは昭和天皇が事実上の最後通牒であると、独白録で述べている。
それではハルノートの原文を見てみよう。
"Tentative and witout commitment"として"Outline of proposed basis for agreement between the US and Japan"と冒頭に明記されている。
つまり「仮のまた約束が成立したという事ではなく」「日米間の合意についての基礎となる提案の概要」と書かれている。これは中学生でもわかる英語だ。
どの角度から見ても、これから話し合いをするけれども、話し合いのもとになる考え方をアメリカから提案すると言うことで、交渉のステップに過ぎない。
この一節を外務省は削除して枢密院に提出した。つまり外務省は最後通牒でないことがわかっていたのだ。そして東郷茂徳外相は嘘の上奏を天皇に行ったのだ。外務省はこの経緯を明らかにすべきである。これはこれ以前からも引き続く外交上の失態の集大成である。吉田茂は、第1次大戦前、グレイが歴史に残る演説を下院でした直前までドイツ大使と話し合いを行っていた例をあげ東郷を非難している。
東郷は、嘘の上奏により開戦にもっていていった経緯が恥ずかしく、米国大使グルーとの面会を拒絶したのだ。
なぜ、東郷はそこまで臣下としてまた官僚としての道をはずしたのだろうか。陸海軍と争うことが出来なかったからだ。国益よりも陸海軍との和を大切にしたのだ。
大筋となる外交を専門外交官に任せてはいけない好例だろう。事実上の最後通牒などあるはずがない。最後通牒とはこれが認められなければ交戦状態に入るということで、交渉過程の条件吊り上げとは本質的に違う。
これは メッセージ 70224 (tv_65786 さん)への返信です.
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