対米全面テロ

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勇み足になりませんように

投稿者: potresti 投稿日時: 2001/09/24 17:38 投稿番号: [68810 / 177456]
日本政府がアメリカへの後方支援を焦っているのが心配です。

  彼らは国際社会の動きに乗り遅れないようにと考えているようですが、今回は湾岸戦争の時と違って「石油の安定的供給源の確保」といった共通目的が無いので英国やフランスなどの他の国々が全面的にアメリカに協力するようには思えません。
  また、対アフガン作戦にはテロの撲滅といった大義名分があるようですがテロといってもその背景は様々であり、例えラディン氏や他のイスラム原理主義ゲリラを全滅させたからと言って英国に対するIRAテロの心配がなくなる訳ではないと思うのですが。
  それに、イスラム原理主義テロを生む背景となった問題が解決されない以上、今回の対アフガン作戦が成功してもまた新たなテロ集団が出て来るのが予想され、アメリカに真の意味での勝利は無いと思います。
  気が付いたらアフガンゲリラとの泥沼の戦争に関わっているのはアメリカと日本だけで、日本人もイスラム原理主義テロの標的になっていた、なんてことにならないと良いのですが。

  日本政府は、アメリカに期待され重要視されることばかりに気を取られるのではなく、日本の安全と利益を守るためにどうすべきかを自分の頭で考えるだけの精神的自立性を持つべきだと思います。
  今回のアメリカへの後方支援についても、「全く支援しないことにより日米同盟が弱体化する危険性」と「支援し過ぎることにより日本人がイスラム原理主義テロの新たな標的となる危険性」を天秤にかけて後方支援の是非や内容・程度を決めるというぐらいのことは、日本政府は当然考えていると思いたいです。
  G8各国や中国・ロシアが自国の安全と利益の為に駆引きをして主体的に判断・行動をしているなかで、小泉さんや防衛庁長官がアメリカへの後方支援に対して少年のような気負い方をしているのが心配です。
  その気負いが、アメリカ政府に対する演技であればいいのですが。

  アメリカ政府に付いていきさえすれば日本の安全と利益が守られた時代が終わった今、日本の政権にある人がアメリカ政府に精神的に従属したまま国家の重要な意思決定をするのは危険だと思います。
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