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アフガンの現実([毎日新聞9月24日]

投稿者: dankai3 投稿日時: 2001/09/24 00:20 投稿番号: [67505 / 177456]
投稿者: dankai3 (53歳/男性/jp) 2001年9月24日 午前12時19分
メッセージ: 1012 / 1012
アフガン難民:
「命からがら脱出」   タリバン兵に息子殺され


  【クエッタ(パキスタン中西部)中坪央暁】「タリバン兵士が村に来て、2人の息子の首をナイフでかき切って殺した。お前たちはアフガニスタンにいる必要がないと脅され、命からがら逃げてきたんだ」。アフガン国境のチャマン検問所に近いパキスタンのバローチスタン州都クエッタ。日ごとに現実味を増す米国の報復攻撃を逃れ、アフガンを脱出した難民は23日、口々にタリバン支配下の祖国の窮状を訴えた。砂ぼこりにまみれた顔は疲れ切っている。だが、誰もがこの先のあてなどない。

  ムハマッド・ナヒムさん(45)はタリバンが破壊した世界的仏教遺産、巨大石仏で知られるアフガン中部バーミヤンの農民。生き残った家族6人とともに20日にアフガンから越境したばかりで、クエッタ市街の屋根もない壊れたモスクに、他のアフガン難民と寝泊まりする。

  「バーミヤンからトラックで3日がかりでチャマンに来たが、途中でタリバン兵士にテントを焼かれ、何もかも失った」と証言する。旅券は持っていなかったが、検問所では「運良く誰にも止められず、パキスタン側に入ることができた」。

  タリバンはイスラム・スンニ派のパシュトゥン人が占める。これに対してナヒムさんたちはシーア派で少数民族のハザラ人だ。情勢が緊迫する中、タリバン兵士たちはナヒムさんたちを目の敵にし、「今すぐアフガンから出て行け」と迫ったという。

  検問所付近の国境は約2キロにわたって有刺鉄線が張られている。馬に乗ったパキスタンの兵士がパトロールし、こん棒などで難民を追い払っている。

  チャマンはタリバンの拠点、アフガン南部カンダハルとクエッタを結ぶ幹線上にあり、パキスタン北西部ペシャワルとともに「難民流入ルート」に位置する。両国の住民は自由に通行できたが、最近は国境が事実上封鎖され、正規の旅券・ビザのない難民は通過できなくなった。

  だが、ある難民男性は「パキスタン軍や警察にワイロを払えば越境できる。1人当たり5000パキスタン・ルピー(約1万円)が相場だ」と証言した。ナヒムさんも何らかの理由で国境を越えられたらしい。

  ナヒムさんと同じモスクに身を寄せる6人の子供を持つルザナさん(40)は「内戦の爆撃で男の子1人を失った。家も食料もなく、子供たちをどうやって食べさせればいいのか」。

  「カブールでは攻撃が明日にもあるといわれ、人々は絶望的になっている」。首都カブールからクエッタまで2日間かけ、妻と新生児を含めた子供8人を連れ逃げてきた男性(36)はこう証言する。カブール市内の食料が不足し始め、生活必需品は4〜5割値上がりしているが、市民は攻撃に備え、小麦粉や米を買いだめしているという。

  クエッタには国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の緊急援助物資がトラック輸送で届き始めた。だがUNHCR関係者は作業の手を止め、つぶやいた。「攻撃が始まれば、この周辺だけで50万人の難民が流入する。援助物資不足に陥るのは必至だ」
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