対米全面テロ

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国連難民高弁官のある方の手記(2)

投稿者: toefljp 投稿日時: 2001/09/22 13:56 投稿番号: [64479 / 177456]
1998年8月にケニヤとタンザニアの米国大使館爆破事件があった時、私は奇しくも   ケニヤのダダブの難民キャンプで同じくフィールドオフィサーとして働いており、ブッシュネル米国在ケニヤ大使が爆破事件の2日前ダダブのキャンプを訪問していたという奇遇であった。その時も物的確証も無いまま   オサマ・ビン・ラデンの事件関与の疑いが濃厚という理由だけでアメリカ(クリントン政権)はスーダンとアフガニスタンにミサイルを発射した。スーダンの場合は、製薬会社、アフガンの場合は遊牧民や通りがかりの人々など   大部
分のミサイルがもともとのターゲットと離れた場所に落ち、罪の無い人々が生命を落としたのは周知の事実である。まして   標的であった軍部訓練所付近に落ちたミサイルも肝心のオサマ・ビン・ラデンに関与するグループの被害はほぼ皆無だった。タリバンやこうした組織的グループのメンバーは発達した情報網を携えているので、
いち早く脱出しているからだ。前回のミサイル報復でも   結局   犠牲者の多くは   子供や女性だったと言う。

  我々国連職員の大部分は   今日緊急避難される筈だったが天候上の理由として国連機がカンダハールに来なかった。ところがテレビの報道では「国連職員はアフガニスタンから避難した。」と既に報道している。報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではないか。」
という不安が募る。アフガニスタンに住む全市民は   毎夜この爆撃の不安の中で日々を過ごしていかなくてはいけないのだ。更に、現ブッシュ大統領の父、前ブッシュ大統領は   1993年の6月に同年4月にイラクが同大統領の暗殺計画を企てた、というだけで   同国へのミサイル空爆を行っている。世界史上初めて、「計画」(実
際には何の行動も伴わなかった?)に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後   ほぼ最初に行ったのが   イラクへのミサイル攻撃だった。
これが単なる偶然でないことは   明確だ。
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