対米全面テロ

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>>日本という国は

投稿者: bloodhound_jp 投稿日時: 2001/09/22 11:47 投稿番号: [64214 / 177456]
>暴走する行為を、「それは間違いだよ」と止めることです。

  おっしゃることよくわかります。しかしながらそれは法治国家の枠組みの中でしか通用しないのではないですか。近代国家は、犯罪の被害者に復讐の機会をあたえていません。いかに犯罪行為が悲惨であっても、被害者やその関係者に罰を与えることは禁じています。刑罰を与える権利は国家に帰属させている。だから法の厳格な施行を前提にすればこそ、第3者がなすべきことは被害者に慰め癒すことなのです。

  しかし今回の事件は連続テロ事件といわれています。ビンラディンが関与したテロ事件は世界貿易センター爆破テロ(93年)、サウジアラビア米軍施設爆破テロ(96年)、タンザニア、ケニアアメリカ大使館爆破テロ(98年)、米駆逐艦コール自爆テロ(00年)とますます被害が拡大している。問題はこのテロの拡大、連鎖をいかに断ち切るかということです。これだけのテロ行為を繰り返す者達に説得は無意味でしょう。国家間の犯罪者引き渡しが不可能な以上、実力行使も致し方ないと残念ながら思わざるを得ないのです。私自身はアメリカに冷静な対処を願っています。報復というような激情に任せた殺戮を望みはしません。

  ビンラディンの目指すもの、それは近代の国家の成り立ちそのものを否定するように私には思えてならないのです。近代の国家が宗教に関与しないことで、信教の自由を保証し、誰もが自由に自分の信仰を選べる。そうした近代国家の枠組みを完全に否定しているように感じ取れるんです。これはイスラム原理主義対キリスト教の戦いでは無論ない。近代国家と中世的宗教世界の戦いなのです。
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