ある懸念
投稿者: machavellivelli 投稿日時: 2001/09/19 12:09 投稿番号: [54225 / 177456]
まず、私自身は一般人が虐殺されることに賛同しかねる立場です。
アメリカの報復に中国が支持を表明した。
慎重に武力行使をした方がよいとの発言をしているが、パキスタンの政権の安定性を
保つ為に中国が配慮したものと受け取れる。
軍事面・政治面ともにつながりを深めてきたパキスタンとの関係を維持しておきたい中国は
今回の報復でパキスタン国内が混乱することを自国に不利な影響を及ぼすと判断したようだ。
パキスタンのイスラム原理主義者が仮にムシャラフ政権を倒した場合、
一挙に両国の協力関係は瓦解する。
中国にとってパキスタンは、地理的に見ても戦略上非常に重要だ。
敵対しているインドを西から包囲できる、しいては中東への出口としてパキスタンを利用できる等、
メリットは多い。
現在の状況としては、アメリカにイスラム勢力を抑えさせ、この地域での中国とパキスタンの利害を
間接的に守らせることができるため、アメリカにエールを送っていると言える。
また、中国国内でのイスラム原理主義者のみならず、イスラムに関係するあらゆる民族、
さらにはチベットなどの少数民族の独立運動をテロと結び付け、
弾圧を強めることも容易に想像できる。
仮にムシャラフ政権が崩壊しそうになった時、中国に支援を要請したら・・・・・・
パキスタンの混乱に中国軍が介入することになったら、これで中国は
中東の石油資源により手が届き易くなる。
アフガニスタンに比較してパキスタンは平野部が多く、しかもサウジアラビアという
大油田国が海を隔てて大阪から札幌ぐらいまでの距離しかない。
つまり、目と鼻の先に喉から手が出るほど欲しい原油地帯が広がっているということ。
20世紀の終りから、中国は近代化によって著しく工業技術と生産力を付け、
それによって消費規模も格段に伸張しつつある。
13億の民がすべて先進国と同じ消費を望んだ時、今のエネルギー量では賄えないだろう。
つまり、中国が現在のレベルで産業・消費生活を維持するためには
より多くのエネルギー資源を必要とする。
その時に世界で消費が急激に縮小して経済が後退し、貿易も停滞し、
各国が自国の製品を購買することを奨励するようになれば、中国製品の行き場がなくなる。
これは中国経済の崩壊につながりかねない。
すると、原材料とエネルギー資源を購入するだけの外貨を稼げなくなった中国が
中東に侵攻して来てもおかしくはないだろう。
その意味で、今回、アメリカがパキスタンとより良い関係を築き(決して今のムシャラフ政権を
良いとは思わないが。パキスタンは汚職と軍事独裁・クーデターが多過ぎる)、
一般国民に生活の打撃を与えなければ、この心配は減退する。
アフガニスタン、パキスタン双方の国民を決して傷つけないことだ。
それを行なってしまったら、この地域は大動乱が始まり、中東への中国進出が
現実のものとなることは間違いない。
それはすぐにではないだろうが、今回の報復が泥沼化してアメリカが影響力を発揮出来ず、
西インド地域で勢力を失ったときにそれは起こるのではないか。
いずれにせよ、アメリカの軽はずみな行動が、よもやアメリカ自身の繁栄を
終らせつつあるとは気付いていないだろうが。
アメリカの報復に中国が支持を表明した。
慎重に武力行使をした方がよいとの発言をしているが、パキスタンの政権の安定性を
保つ為に中国が配慮したものと受け取れる。
軍事面・政治面ともにつながりを深めてきたパキスタンとの関係を維持しておきたい中国は
今回の報復でパキスタン国内が混乱することを自国に不利な影響を及ぼすと判断したようだ。
パキスタンのイスラム原理主義者が仮にムシャラフ政権を倒した場合、
一挙に両国の協力関係は瓦解する。
中国にとってパキスタンは、地理的に見ても戦略上非常に重要だ。
敵対しているインドを西から包囲できる、しいては中東への出口としてパキスタンを利用できる等、
メリットは多い。
現在の状況としては、アメリカにイスラム勢力を抑えさせ、この地域での中国とパキスタンの利害を
間接的に守らせることができるため、アメリカにエールを送っていると言える。
また、中国国内でのイスラム原理主義者のみならず、イスラムに関係するあらゆる民族、
さらにはチベットなどの少数民族の独立運動をテロと結び付け、
弾圧を強めることも容易に想像できる。
仮にムシャラフ政権が崩壊しそうになった時、中国に支援を要請したら・・・・・・
パキスタンの混乱に中国軍が介入することになったら、これで中国は
中東の石油資源により手が届き易くなる。
アフガニスタンに比較してパキスタンは平野部が多く、しかもサウジアラビアという
大油田国が海を隔てて大阪から札幌ぐらいまでの距離しかない。
つまり、目と鼻の先に喉から手が出るほど欲しい原油地帯が広がっているということ。
20世紀の終りから、中国は近代化によって著しく工業技術と生産力を付け、
それによって消費規模も格段に伸張しつつある。
13億の民がすべて先進国と同じ消費を望んだ時、今のエネルギー量では賄えないだろう。
つまり、中国が現在のレベルで産業・消費生活を維持するためには
より多くのエネルギー資源を必要とする。
その時に世界で消費が急激に縮小して経済が後退し、貿易も停滞し、
各国が自国の製品を購買することを奨励するようになれば、中国製品の行き場がなくなる。
これは中国経済の崩壊につながりかねない。
すると、原材料とエネルギー資源を購入するだけの外貨を稼げなくなった中国が
中東に侵攻して来てもおかしくはないだろう。
その意味で、今回、アメリカがパキスタンとより良い関係を築き(決して今のムシャラフ政権を
良いとは思わないが。パキスタンは汚職と軍事独裁・クーデターが多過ぎる)、
一般国民に生活の打撃を与えなければ、この心配は減退する。
アフガニスタン、パキスタン双方の国民を決して傷つけないことだ。
それを行なってしまったら、この地域は大動乱が始まり、中東への中国進出が
現実のものとなることは間違いない。
それはすぐにではないだろうが、今回の報復が泥沼化してアメリカが影響力を発揮出来ず、
西インド地域で勢力を失ったときにそれは起こるのではないか。
いずれにせよ、アメリカの軽はずみな行動が、よもやアメリカ自身の繁栄を
終らせつつあるとは気付いていないだろうが。
これは メッセージ 54050 (ultrason99 さん)への返信です.
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