ビンラディンが黒幕だと確定された訳では
投稿者: pulili_puli 投稿日時: 2001/09/19 00:55 投稿番号: [52680 / 177456]
無いが...イスラム原理主義について。短絡している人も多くみかけられるが、イスラム=ビンラディンでは無いということ。彼等はイスラムの教えを自分達の都合の良いように曲解し、貧しく十分な教育を受けられない人々を騙し自分達の破壊、殺人衝動を満足させるために利用しているに過ぎない。
そもそも、イスラムはむしろ「寛容」な宗教であり、ジハードだって異教徒を殲滅することを目的としていないことは、イスラムの歴史をちょっとでも知っていれば自明。
米国覇権主義に「攘夷」を唱える事は、アラブ世界にくすぶる絶望する人々の不満を糾合するための方便には使えるかもしれないが、アメリカ人を何人殺しても何の問題解決にもならないのではないだろうか。サウジ出身のビンラディンが何故反米になったのかという解説をみると、湾岸戦争時に米軍が、イスラムの聖地があるサウジアラビアに足を踏み入れたからだという。
だとすると、先ず異を唱えるべきは相手は、米兵の立ち入りを認めた身内であるサウジ政権ではないのか?必要なのは寧ろ「討幕」じゃないのか?
外に敵を作るのは簡単だが、貧困に喘ぐ人々を安んじめ、イスラム世界を保ち発展させるためにはどうすればよいのか、というビジョンを原理主義者達が持っているようにはとても思えない。問題を解決しようとする工夫や知恵が全く感じられない。結局のところ、やはり彼等はテロリストにしか過ぎず、決してイスラム世界のリーダなどでは無い。
宗派は全く違うが、長く米国と先鋭的に対立してきたイランも「防衛手段を持たない無実の市民を攻撃することは、コーランの教えに反する」と言っている。もちろん、彼等は米国の報復攻撃にも強く反対しているのだが。
「報復、報復」とマスメディアでは感情的に騒ぎ立てているが(日本では半ば面白半分に?)、それでも、報道されている客観的事実だけを辿ってみても、むしろ米政権は、タリバンやパキスタンに対して威力恫喝をする一方で、今回の事件への対応については、アラブ諸国も含み国際的支持を失わぬよう、細心の注意を払いながら行動しているように私には見える。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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