報復反対運動を広げてください
投稿者: may3may3may3 投稿日時: 2001/09/17 09:53 投稿番号: [44583 / 177456]
先週、恐るべきことが起こりました。米国ニューヨーク、ワシントン
などでの同時多発テロです。多くの市民が犠牲となり、その数すらつか
めない状況です。救援活動と共に、近くの教会でのミサや礼拝の映像が
飛び込んできます。だれにも説明できない驚き・怒り・悲しみを、神に
対して叫ぶ他ない、また祈らざるを得ない人々の姿です。それは私たち
も同じです。
たまたま通りかかった近くの教会の看板に、「聖書から見たテロ」と
いう礼拝メッセージ題が掲げられていました。私たちのウイークデーの
集会でも、ヨハネ福音書の「互いに愛し合いなさい」との主イエスの言
葉に関連して話題となりました。
ブッシュ大統領は、これはテロという犯罪を越える戦争行為だと言い、
必ず犯人を割り出して報復すると言明しました。これを国民の九割が支
持しているということです。報復の対象はまだ特定できない段階ですが、
イスラム原理主義のオサマ・ビンラディン氏と想定されています。ビン
ラディン氏はこれまで米国に対するテロ事件を起こし、米国は一刻も早
く報復したいと思っています。いまはテロの理由と背景について冷静に
分析する余裕がないのも当然のことかも知れません。
しかし、たとい報復が一応の成果を見たとしても、それで決着するわ
けではありません。一旦は勝敗の形をとるでしょう。しかし憎悪は温存
されたまま増大し、さらに新たなテロを生み出すでしょう。イスラエルとパレスチナの場合がそれを示しています。報復そし
て報復の繰り返しで大きな犠牲を払うのは市民です。
これまで米国の政権はつねにイスラエル寄りで、膨大な経済
援助を与え続けてきました。それでもってイスラエルは、パレ
スチナ人の居住地を銃や戦車を用いて占領し、反抗する人々を
殺害し、領地を拡大し、今も続けています。無力なパレスチナ
人は、テロでこれに対抗する他ないのです。因みにビンラディ
ン氏の母親はパレスチナ人といわれています。
この報復と報復の悪循環を断ち切るにはどうしたらよいので
しょうか。そのための叡智と決断が、世界の指導者たちに求め
られています。ローマ教皇は、今回の事件でテロを非難し、同
時に米国に報復を自重するように求めました。日本バプテスト
連盟も加わっている日本キリスト教協議会は、武器による報復
を止めて平和の道を選ぶように、ブッシュ大統領に書簡を送り
ました。
パウロがこう勧めています。「自分で復讐せず、神の怒りに
任せなさい。『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』
と主が言われる」(ローマ一二・一九)。ブッシュ大統領とい
えども神の代理人となることはできません。
主がどんな報復をどのようになさるのかは分かりません。し
かし教会は主を信じ、まかせ、みこころによる平和の道を訴え
続けていくのです。それは人間の目にはいかにも非現実的で無
力です。このような緊急事態では掻き消されるような小さな声
であるかも知れません。しかし、それが教会に託されたメッセ
ージなのではないでしょうか。
などでの同時多発テロです。多くの市民が犠牲となり、その数すらつか
めない状況です。救援活動と共に、近くの教会でのミサや礼拝の映像が
飛び込んできます。だれにも説明できない驚き・怒り・悲しみを、神に
対して叫ぶ他ない、また祈らざるを得ない人々の姿です。それは私たち
も同じです。
たまたま通りかかった近くの教会の看板に、「聖書から見たテロ」と
いう礼拝メッセージ題が掲げられていました。私たちのウイークデーの
集会でも、ヨハネ福音書の「互いに愛し合いなさい」との主イエスの言
葉に関連して話題となりました。
ブッシュ大統領は、これはテロという犯罪を越える戦争行為だと言い、
必ず犯人を割り出して報復すると言明しました。これを国民の九割が支
持しているということです。報復の対象はまだ特定できない段階ですが、
イスラム原理主義のオサマ・ビンラディン氏と想定されています。ビン
ラディン氏はこれまで米国に対するテロ事件を起こし、米国は一刻も早
く報復したいと思っています。いまはテロの理由と背景について冷静に
分析する余裕がないのも当然のことかも知れません。
しかし、たとい報復が一応の成果を見たとしても、それで決着するわ
けではありません。一旦は勝敗の形をとるでしょう。しかし憎悪は温存
されたまま増大し、さらに新たなテロを生み出すでしょう。イスラエルとパレスチナの場合がそれを示しています。報復そし
て報復の繰り返しで大きな犠牲を払うのは市民です。
これまで米国の政権はつねにイスラエル寄りで、膨大な経済
援助を与え続けてきました。それでもってイスラエルは、パレ
スチナ人の居住地を銃や戦車を用いて占領し、反抗する人々を
殺害し、領地を拡大し、今も続けています。無力なパレスチナ
人は、テロでこれに対抗する他ないのです。因みにビンラディ
ン氏の母親はパレスチナ人といわれています。
この報復と報復の悪循環を断ち切るにはどうしたらよいので
しょうか。そのための叡智と決断が、世界の指導者たちに求め
られています。ローマ教皇は、今回の事件でテロを非難し、同
時に米国に報復を自重するように求めました。日本バプテスト
連盟も加わっている日本キリスト教協議会は、武器による報復
を止めて平和の道を選ぶように、ブッシュ大統領に書簡を送り
ました。
パウロがこう勧めています。「自分で復讐せず、神の怒りに
任せなさい。『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』
と主が言われる」(ローマ一二・一九)。ブッシュ大統領とい
えども神の代理人となることはできません。
主がどんな報復をどのようになさるのかは分かりません。し
かし教会は主を信じ、まかせ、みこころによる平和の道を訴え
続けていくのです。それは人間の目にはいかにも非現実的で無
力です。このような緊急事態では掻き消されるような小さな声
であるかも知れません。しかし、それが教会に託されたメッセ
ージなのではないでしょうか。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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