パレスチナ問題とアメリカの報復
投稿者: tadanonihonjin 投稿日時: 2001/09/17 02:03 投稿番号: [43604 / 177456]
眼前の大惨事を見て、いまさら何を悠長にと思われるかもしれませんが、若い方の中にはご存じない人もおられると思うので、ちょっとパレスティナ問題の復習をしておきたいと思います。
今から4,000ほど前、ユダヤ人が先住カナン人を追い出して、パレスチナ(今のイスラエルとその近辺)に住み着きました。その後ユダヤ人はエジプトに移住して奴隷にされたり、バビロニアに囚われたり、そしてパレスチナに戻ってくると今度はペルシャ、ギリシャ、ローマなど周囲の強国に度々占領されてしまいます。そして、最後の占領者ローマ帝国に反乱を起こしたユダヤ人は、今から1,800年ほど前、ついにパレスチナから追い出され(パレスティナに残ったのは1,000人程度)、以後ヨーロッパの流浪の民になってしまいます。
やがてキリスト教が広まり、ヨーロッパのほとんど全部がキリスト教国になりますが、ユダヤ人は自分たちの信仰を守ったため、キリスト教徒に差別されて苦難の生活を送ることになります(ミレニアムにあたって、全キリスト教徒の4分の3を占めるカトリック教会の教皇は、過去2,000年のユダヤ人差別を謝罪した)。そこで、何とかもとの場所に自分らの国を作ろうというのが、ユダヤ人の悲願になりました。
時代は飛びます。19世紀末から、ユダヤ人の建国を目指して、当時イギリスの植民地だったパレスティナへの移民運動(シオニズム)が始まり、何波かにわたって多数のユダヤ人移民が押し寄せます。パレスティナにおけるユダヤ人の人口は、第1次大戦の頃には6万5千人、第2次大戦終結時には65万人にも増えました。
問題はここに1,000年以上前からパレスチナ人が住んでいたことでした。当然のことながら、移民してきたユダヤ人とそれを脅威と感じるパレスティナ人との間に激しいテロ合戦が始まります。もちろんどちらも「自衛のために」です。
第2次世界大戦で、ユダヤ人虐殺を行うナチス・ドイツと戦う英米仏に、ユダヤ人は莫大な戦費を調達し、また戦争にも参加して協力し、戦争に勝ったらユダヤ人の国を作ることを約束させました。そして、大戦が終わるとさらに多数のユダヤ人移民を入れ、1948年、英米仏の主導する国際連盟の承諾の下に、ついに悲願の建国宣言をします。
周囲のイスラム教諸国はパレスチナ人を助け、侵入してきたイスラエルを追い出そうとして、戦争が始まります。イスラエルは小さな国ですが(現在は人口650万人)、英米仏(実際上はアメリカ)の支持を受け、3度にわたってイスラム教の同盟諸国(エジプト一国だけで人口はイスラエルの10倍以上)を破り、領地を次々に広げていきました。
抵抗するパレスチナ人は殺され、生き残った者は狭い地区に押し込められ、あるいは追われて難民となります(難民の数は現在約200万人)。パレスチナ人にしてみれば、1,000年以上も住んでいた父祖伝来の地を、ここは2,000年前はユダヤの国だったからといって追い出され、極度の貧困の中で希望もなく暮らしているのですから、憎いのはイスラエルとそれを現在も強力に後押しするアメリカです。
今から4,000ほど前、ユダヤ人が先住カナン人を追い出して、パレスチナ(今のイスラエルとその近辺)に住み着きました。その後ユダヤ人はエジプトに移住して奴隷にされたり、バビロニアに囚われたり、そしてパレスチナに戻ってくると今度はペルシャ、ギリシャ、ローマなど周囲の強国に度々占領されてしまいます。そして、最後の占領者ローマ帝国に反乱を起こしたユダヤ人は、今から1,800年ほど前、ついにパレスチナから追い出され(パレスティナに残ったのは1,000人程度)、以後ヨーロッパの流浪の民になってしまいます。
やがてキリスト教が広まり、ヨーロッパのほとんど全部がキリスト教国になりますが、ユダヤ人は自分たちの信仰を守ったため、キリスト教徒に差別されて苦難の生活を送ることになります(ミレニアムにあたって、全キリスト教徒の4分の3を占めるカトリック教会の教皇は、過去2,000年のユダヤ人差別を謝罪した)。そこで、何とかもとの場所に自分らの国を作ろうというのが、ユダヤ人の悲願になりました。
時代は飛びます。19世紀末から、ユダヤ人の建国を目指して、当時イギリスの植民地だったパレスティナへの移民運動(シオニズム)が始まり、何波かにわたって多数のユダヤ人移民が押し寄せます。パレスティナにおけるユダヤ人の人口は、第1次大戦の頃には6万5千人、第2次大戦終結時には65万人にも増えました。
問題はここに1,000年以上前からパレスチナ人が住んでいたことでした。当然のことながら、移民してきたユダヤ人とそれを脅威と感じるパレスティナ人との間に激しいテロ合戦が始まります。もちろんどちらも「自衛のために」です。
第2次世界大戦で、ユダヤ人虐殺を行うナチス・ドイツと戦う英米仏に、ユダヤ人は莫大な戦費を調達し、また戦争にも参加して協力し、戦争に勝ったらユダヤ人の国を作ることを約束させました。そして、大戦が終わるとさらに多数のユダヤ人移民を入れ、1948年、英米仏の主導する国際連盟の承諾の下に、ついに悲願の建国宣言をします。
周囲のイスラム教諸国はパレスチナ人を助け、侵入してきたイスラエルを追い出そうとして、戦争が始まります。イスラエルは小さな国ですが(現在は人口650万人)、英米仏(実際上はアメリカ)の支持を受け、3度にわたってイスラム教の同盟諸国(エジプト一国だけで人口はイスラエルの10倍以上)を破り、領地を次々に広げていきました。
抵抗するパレスチナ人は殺され、生き残った者は狭い地区に押し込められ、あるいは追われて難民となります(難民の数は現在約200万人)。パレスチナ人にしてみれば、1,000年以上も住んでいた父祖伝来の地を、ここは2,000年前はユダヤの国だったからといって追い出され、極度の貧困の中で希望もなく暮らしているのですから、憎いのはイスラエルとそれを現在も強力に後押しするアメリカです。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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