対米全面テロ

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捨て身の行為の背景は

投稿者: yamizo88 投稿日時: 2001/09/15 09:44 投稿番号: [32972 / 177456]
  10月26日の晴れた朝、パレスチナ自治区ガザにあるイスラエル軍拠点の通用門に、大きなバッグを背負ったパレスチナ人青年(24)が自転車に乗って突っ込んだ。爆発が起き、青年は即死、門衛のイスラエル兵1人が軽傷を負った。9月末以来続く衝突での「自殺爆弾テロ」第1号となった。
  青年はイスラム原理主義組織「イスラム聖戦」に属していた。翌日の葬儀で「自分の年来の意思が果たせることを神に感謝したい。エルサレムが解放されるまで、インティファーダ(反イスラエル抵抗闘争)を続けよう」と書かれた遺書が披露された。参列者はデモに繰り出していったという。

  捨て身の行為に出る「自己犠牲」のような精神が、パレスチナ人にはある。イスラエル軍から射殺されるのを覚悟で最前線で行う投石もそうだ。子供までもが「命は惜しくない」と、石を投げる。パレスチナは一連の衝突で撃たれて死んだ160人以上をイスラム教が認める「聖戦」にちなみ、「殉教者」と崇めている。

  以前、自爆テロの「本家」とも言えるイスラム原理主義組織「ハマス」の精神的指導者ヤシーン師に「なぜ命を無駄にするような自爆テロを続けるのか」と聞いたことがある。60歳を過ぎ、車イスに座る師は、かすれた声で「第2次世界大戦中、日本は『神風』で米国に立ち向かったではないか。同じことだ」と語気を強めて切り返し、あ然としたのをよく覚えている。

  長年、イスラエル側に包囲され「陸の孤島」状態になっているパレスチナ自治区ガザで、友人のパレスチナ人ジャーナリスト(39)は「みんな闘う以外に選択肢がなくなっている。我々の閉そく感を君に理解できるか」と言った。確かにイスラエルがひとたび自治区を封鎖すれば、外界との行き来は不能になり、物資輸送さえままならない。イスラエル側への出稼ぎはさえぎられ、生活に直撃する。

  11月2日、エルサレム中心街で爆弾テロが起き、イスラエル人12人が死傷した。一般市民を無差別に狙った点で同情の余地はない。だが、先鋭化した行動の背景に何があるのか、知っておく必要はあると思う。

【エルサレム・海保真人】
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