対米全面テロ

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改めてこの事件の背景

投稿者: kaii222 投稿日時: 2001/09/15 01:42 投稿番号: [31272 / 177456]
どうしてこのテロが起きたのかがわからない人が多いようなので。改めて復習。

アフガニスタンは立憲君主制の国だった。ロシア・イギリスの干渉はあったが、形だけは独立していたアフガニスタンは賢明な国王の元で近代化を図る。これには皮肉なことに、ロシア(ソ連)やイギリスの影響を受けて近代化できたのだろう。この王制は73年まで続くことになるが、この年、軍事クーデターが発生して共和制の国に。このクーデターに深く関わったのがアフガニスタン共産党。新政権の閣僚のうち7人は共産党の出身者だった。これ以後、アフガニスタンはソ連の影響を直接的に受けるようになる。

しかし、ソ連の影響を受けると同時に反ソ運動も起こるようになった。過去の忌まわしい歴史が影響しているのだろう、ソ連もロシアもアフガニスタンに住む人々にとっては名前が変わっただけのこと。よそ者が自分たちの生活を左右することには何らかわらない。反ソ・反共運動が起こったのは当然のことであったと思う。この抵抗運動により、国内の治安は悪化。ソ連はこれに目を付け、1979年12月、「アフガニスタンの治安を回復する」と言う名目で軍事介入。真の狙いは不凍港を求めてインド洋・中東に向かうルートを確保したかったと、いわれている。ソ連は10万人以上の軍隊を率いてアフガニスタンに介入。これに抵抗したのが反ソ運動をしていたイスラム教徒たちであった。

祖国を救うべく、そしてイスラムを蹂躙するものを排除するために彼らはゲリラ戦でソ連に立ち向かった。また、他のイスラム諸国の教徒たちもイスラムの名の下にアフガンに馳せ参じてゲリラ活動を展開した。このゲリラ活動を支援していたのがアメリカとパキスタンとサウジアラビアである。アメリカは武器とゲリラ戦術を、パキスタンは訓練場を、サウジアラビアはその資金を、それぞれ提供し一流のゲリラを養成した。余談になるが、現在イスラム原理主義としてあちこちで「アラブ・アフガン」と呼ばれる人たちがテロ活動をしている。この人たちは、ソ連介入のときにアフガニスタンに馳せ参じ、ゲリラ養成所で訓練を受けた外国のイスラム教徒たちである。ソ連撤退後、彼らは自分たちの国に帰り反政府活動・反米活動をしている。アメリカがもっとも恐れる人物、「オサマ・ビン・ラディン」もその一人である。
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