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バッグ戦争終結

投稿者: z3tph4cv 投稿日時: 2001/09/14 23:08 投稿番号: [30166 / 177456]
イタリアの高級ブランドグッチの経営権をめぐる仏2大企業グループの争いが10日、2年半ぶりに終結した。経営権を勝ち取ったのは小売り最大手のピノー・プランタン・ルドゥート(PPR)で、一時、グッチの全面買収を狙った仏高級ブランドグループ、モネ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)は保有するグッチ株をプランタンに売却することになった。
  “バッグ戦争”とも呼ばれた泥沼の争いは、99年春、LVMHがグッチの経営権取得を狙い、グッチ株を買い増したのが発端。ライバルブランドのヴィトンを抱えるLVMHグループに取り込まれることを嫌ったグッチは、買収阻止を目指し、当時高級品戦略を打ち出していたPPRに株購入を持ちかけ、PPRはグッチ株42%を保有する筆頭株主になった。

  今回の合意は、04年3月までにLVMHが保有するグッチ株(発行株式の20%)の全てを段階的にPPRが購入するというもの。

  99年にグッチがPPRを筆頭株主にした経緯を問題視したLVMHはグッチを訴えていたが、近く予想される判決で、99年の株購入を無効とする判決が出るのを恐れたPPRが、LVMHに好条件の額で株譲渡を求めたとされる。譲渡益7億ドルを手にするLVMHは、金銭的には勝者になる。

  “バッグ戦争”はグッチを巡って争った2社の経営者の戦いでもあった。裕福な名門一族出身のアルノー氏(LVMH)と成り上がり者的なピノー氏(PPR)は、生い立ちこそ違うが、多方面で競合している。

  競売業で、ピノー氏が名門クリスティーズをアルノー氏がフィリップスを抱え、小売りのピノー氏がイブサンローランを傘下に収めて、LVMHに対抗すれば、アルノー氏がセフォラで小売り業を侵食するという具合。

  最近2人は美術館建設など高級美術の分野で火花を散らし、戦いは一層加熱しそうな勢いだ。
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