対米全面テロ

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憎悪の連鎖、その巨大な再生産-1

投稿者: KOHinKOHsWHO 投稿日時: 2001/09/14 00:45 投稿番号: [23533 / 177456]
  日本時間2001年9月11日深夜、何者かが4機のアメリカ国内便旅客機を乗っ取り、内2機がニューヨーク貿易センタービルに、また1機はワシントンの国防総省に、それぞれ乗客と共に突っ込んだ。残る1機は経緯は不明ながら、ピッツバーグ郊外に墜落している。アメリカ当局筋は、イスラム原理主義過激派の仕業と見て捜査中である。これにより、少なくとも数千名の命が一瞬にして失われ、アメリカの経済、政治は少なくとも丸二日間、事実上機能停止に追い込まれた。

  事件と同じ時間に生きている私としては、まだ到底この事件を記述すべき適切な言葉が見つからない。パニックと絶叫が次第に収まるに連れ、人々はぽつぽつと深刻な会話を交わし始めている。時のアメリカ大統領ブッシュは「これはテロではない。戦争だ」と述べた。これを受け、NATOはその設立以来初めて、この”攻撃”に対し加盟国が連帯して反撃に当たる決定を下した。

  しかし、不思議なことは、世界唯一の超大国アメリカが、深刻な打撃を受けた”戦争”というにもかかわらず、そのもう一方の主人公は以前正体不明なままなのである。これはテロなのか?それとも戦争なのか。我々のこれまでの認識を明らかに越える事態だと言えよう。「21世紀の新しい戦争の形」がここで示されたと述べる人もいる。誰かも分からぬ相手が、姿を隠したまま、突然なんの武器も使わずに信じられない攻撃を仕掛けてきた。世界中を数十回抹殺できるほどの軍事力を持つ超大国の経済と軍の中枢が、一瞬にして麻痺してしまったのだ。

  多くの示唆に富んだ事件だと言えよう。私を含め、ある人々が気が付いてしまったことは、アメリカを攻撃するのに、ピストル一つ要らないのだという事実である。ナイフ、かみそり。そんなもので、犯人等(もし戦争だとしたら、この犯人という言い方は適当ではないことになろうが)はアメリカに立ち向かい、そして勝利した。誰も無想だにしなかったことが、実現した。これはどういうことか?

  ピストルさえ持たない彼らが、何を持って勝利を得たのだろうか。綿密な計画か、組織力か。しかしその全てを確固として支えていたのは、彼らの連帯。それも、憎悪を基にした連帯である。憎悪の連帯が引き起こすもの、それを我々は初めて目の当たりにしたのである。
(続く)
KOH@KOH'S WHO http://www01.u-page.so-net.ne.jp/wa2/koh-i/
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