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チョコレートは買いません

投稿者: winter_romans 投稿日時: 2008/02/14 16:00 投稿番号: [176976 / 177456]
皆さん、バレンタインのチョコレートはいかがだったでしょうか?たくさん贈った方、あるいはたくさんもらった方もいらっしゃると思います。ところで、こうしたチョコレートは一体どこから来ているのでしょうか?

チョコレートの主要な原料であるカカオは、アフリカ、アジア、南米の熱帯地域で栽培されています。現在、市場で流通するカカオの3分の2は西アフリカから来ており、中でもコートジボアールで生産されるカカオは世界市場の40%以上を占めています。

チョコレートは甘くておいしい食べ物ですけれども、その原料であるカカオ栽培の現実はそう甘くもないようです。世界最大のカカオ生産国であるコートジボアールでは、貧困による児童労働が常態となっています。さらには近隣の国々との間で児童の売買まで行なわれていることが、国際機関などの調査によって明らかになっています。売買される児童は5歳から18歳まで様々な年代にわたりますが、14歳以下の児童が大半を占めるようです。

例えば、米国政府が2000年に実施した調査によると、児童奴隷の売買は、コートジボアール周辺のマリやブルキナファソなど、コートジボアールよりも更に貧困にあえぐ国々との間で行われており、専門の児童売買エージェントの存在も明らかになっています。その他、UNICEF(国際児童基金)やILO(国際労働機関)などの国際機関も西アフリカ地域での児童労働の実態について同様の報告をしており、強制労働をさせられている児童は防護マスクなどを着けずに農薬や殺虫剤の散布をさせられているとのことです。また、2002年8月に発表されたIITA(国際熱帯農業研究所)による詳細調査によれば、調査を実施した1,500の農園において、合計284,000人もの児童が危険な労働に従事しており、そのうち約12,500人については身寄りのない児童、つまりよそから購入された「奴隷」であることが判明しているそうです。

こうした状況に対し、NGOなどはチョコレート企業に、上記のような搾取的な労働によらないカカオを使用して作った「フェア・トレード」のチョコレートを作るように呼びかけ、また政府にも働きかけていました。それを受けて、2002年末に米国のチョコレート製造企業の業界団体は、2005年までにカカオ農園での搾取的な奴隷労働を根絶することを約束しました。

児童労働の根幹には貧困の問題があり、貧困の解決なくして真の問題解決には至りませんが、様々なところでこの問題への取り組みが生まれているようです。チョコレートを食べるときに、苦しむ人々のことを考えずに済むような日が来るとよいですね。
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