対米全面テロ

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ぬるい期待値

投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/09/16 20:14 投稿番号: [174096 / 177456]
(抜き書き)

〜小泉の勝因は、政策の中身ではなく、姿勢の一貫性にあった。郵政民営化の帰結がどうなるか、分かって投票した人などほとんどいないであろう。国民は政策の体系性や内容よりも、決然としたリーダーそのものを欲しているのであろう。

  その背景には、戦後の民主政治に対して多くの国民が抱いている飽きが存在していると思える。よかれ悪しかれ戦後の民主政治を担ってきた自民党は多神教的世界であった。天皇制と対米従属という前提以外には、絶対の価値というものは存在しなかった。様々な地域や集団を代表する政治家が資源配分を求めて激しく争い、その結果として多元的な勢力均衡が形成された。経済発展の時代、あるいは政府の借金が可能な時代には、多くの国民がこの多元的均衡の恩恵に浴してきた。自分の権益を守るためには他人の既得権も攻撃しないというのが、この多元的均衡の掟であった。

  しかし、九〇年代以降、財政赤字の悪化、グローバル化にともなう規制緩和や輸入自由化などで、多元的均衡を支えた条件は急速に崩壊してきた。政策の体系を根本的に変えなければならないのだが、この十五年ほど改革が叫ばれるばかりで、なかなか中身は変わらなかった。かつて調和や安定をもたらした多元的均衡が、いまや停滞と閉塞の元凶になっているのである。

  小泉はこの停滞を打破すると訴えて登場し、人気を保ってきた。そして今回、小泉政権の衰弱を挽回するために、特定郵便局長という支持基盤を自ら切り離し、郵政民営化に反対する政治家(これはそのまま多元的均衡を守る政治家に重なる)を追放して、自民党を一元化した。国民の多くが変化を待望していることは続いているであろう。今回の解散劇において、国民は小泉が従来の多神教的秩序を破壊したところに革命を感じ、一元化された自民党に変化の担い手を期待したのである。

  自民党に新自由主義という背骨が立ったことが、今回の選挙の最大の変化である。冒頭に述べた社会経済環境の悪化にもかかわらず、国民はまだ政府の救済を必要と感じていない。しかし、これから日本社会のアメリカ化がいっそう進んだとき、小さな政府と官僚攻撃だけで国民を統合できるのだろうか。そのときには、アメリカと同じく戦争に打って出て、ナショナリズムを刺激するという手段を取るのかもしれない。

  非自民を唱えるだけでなんとなく水ぶくれしてきた民主党が一度負けることは、日本の政党政治にとって必要な一段階であろう。新自由主義対社会民主主義(アメリカではリベラル派)という当たり前の二極的政党システムを日本でも立ち上げることは急務である。そのためには、民主党が敗北をきちんと総括し、一極を担うための理念と戦略を持つことが不可欠である。小泉が打倒したのは、族議員と官僚による疑似社会民主主義である。小泉流構造改革によって生活を奪われる人々を代表する社会民主主義的政党を立ち上げることができなければ、国民は選択肢を持てないままである。その先に待っているのはファシズムである。(週刊金曜日9月16日号)

YamaguchiJiro.com
http://yamaguchijiro.com/archives/000248.html
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・・・辻元女史あたりに何が出来るとも思えないし,
野合政党でしかない民主党は,何もしないまま結局分裂するしかないと思える。
でもって,いまさらこんな連中に,「小泉流構造改革によって生活を奪われる人々を代表する社会民主主義的政党」を望んだところで,
もはやどうにもなるまい。

微温的な「社会民主主義」なんてもんじゃなく,
つまり,考えるべきは「再分配」ではなくて,いまある「生産と分配のスキーム」そのものをどうするかってことだと思うよ。
「その先に待っているファシズム」のその後はどうかってことだ。
第一,「ファシズム」は,もはや「待って」なんかいないじゃん。
今やファシズムの渦中に突入してるところじゃないか?
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