「右傾化」を支える心情
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/05/15 05:50 投稿番号: [173372 / 177456]
(抜き書き)
〜(現代日本の状況とヒトラーの時代の類似点)
●現代日本の都市部に住む中産階級の人々を模式図的に捉えてみると・・・4千万〜5千万円位の借金をして都内のマンションか郊外の戸建住宅を購入したが、不動産価格の引き続く値下がりによって、その価値は半分〜1/3に下がってしまいました。また、賃金の横ばい(実質低下)、リストラや出先・子会社等への出向などにより給与水準も甚だしく低落傾向です。ローンの残債(大きな借金)を返済するどころか、資産価値の値下がりによって逆ザヤとなってしまっています。老後はローン残(借金)が残るだけだし、年金も先細るという大きな不安を抱えています。
●元来、資本主義経済は将来の成長が約束されてこそ成り立つものですが、今の日本で起こっているのは全く反対の現象です。つまり、日本の中産階級層の多くの人々が未来への望みを殆ど見失ってしまっているのです。それは、未来に対する深刻な閉塞感です。そこで、彼らの心の中では、メラメラと“八つ当たりの的を探し回る不条理の情念が燃え上がり、あるいは適当な人身御供(弱者叩きのためのターゲット)を求めて巷を経めぐり、恨み辛みの感情”が煮えたぎり始めています。これは紛れもなく、第一次世界大戦後の大混乱期にドイツの中産階級層の心に巣食ったルサンチマンと同じ性質の感情です。
●これこそが、今の日本に漂っている鬱陶しく重苦しい、そして不自然に捩れたような鬱積した感情の震源地です。この暗鬱なルサンチマンは、何か切欠さえあれば“非国民、売国奴!”などの罵倒と罵りの声に変わり、その矛先を向けるべき負け組み(弱者)を探し回っています。これが、今の日本のポピュリズム(劇場型大衆政治)の苗床であり、過剰な“勝ち組み、負け組み!”呼ばわりの温床です。今、街中の若者や子どもたちの間にも、このルサンチマンの感情が伝染し広がりつつあり、例えば“勝ち組は高給ハムにされて食われるが、負け組みは精々のところ合い挽きひき肉かハンバーグだ!”というような、趣味の悪い、暗〜いジョークが流行っています。
●日本社会のルサンチマンは、もはや相当に重態のようです。そして、このようなやり場がない怨念と暗い情念の渦の中にとり込まれた都市部の中産層や若者たちが、唯一、希望を託せるのが、他でもないワンフレーズ・ポリティクス型の稀代のポピュリスト政治家たち、すなわち小泉純一郎、石原慎太郎、安部晋三なのです。そこで象徴的な社会操作概念(メコネサンス)として登場するのが靖国神社参拝であり、愛国心であり、軍事国体論なのです。ルサンチマンへの反動として、これらは都市部の中産層や若者たちの多くが受け入れ易い、未来への希望の代償となっているのです。かくして、日本の社会は、やり場がない怨念のルサンチマンに侵食されながら、右傾化への道を直走っているのです。
(中略)
●同じ、宗教と言っても、今のアメリカ・ブッシュ政権を引っ張っぱる宗教原理主義キリスト教集団、ルサンチマンの無駄な消費(テロリズム)に明け暮れるイスラム系の原理主義諸派、日本の旧国家神道(靖国神社信仰の母胎/日本伝統の神道とは異なる!)、その他の雨後の筍の如く国内外で出没する新興・エセ宗教群は、端的に言ってしまえば、人間の理解に関する視野が非情に狭く、しかも寛容さに欠けるという意味でカルト教団(あるいは詐欺師・ペテン師集団)ではあっても、“人間の救済のための宗教”とは決して言えないのです。
●しかし、これらの新興・エセ宗教群こそ、いともたやすく、人間の弱さと、その人間に宿命的に付き纏う「ルサンチマンの情念」に苦しみ悶える人々への「いともたやすい救済」を装うので、絶えず注意しなければならないのです。国の内外を問わず、カルト教団などと談合・癒着・結託した第二、第三のヒトラー型政治権力の出現こそ、我われ普通の人間が最も警戒しなければならないことです。
悲しい歌(ルサンチマン)はきらいですか?
[ 民主主義の危機 ] 2005-05-14 10:40:16
日本、世界の過去・現在・未来/ベスのひとりごと
http://blog.goo.ne.jp/remb/e/4cb39296bd08960cd756bb5f778fdb96
___________________
・・・まぁね。
〜(現代日本の状況とヒトラーの時代の類似点)
●現代日本の都市部に住む中産階級の人々を模式図的に捉えてみると・・・4千万〜5千万円位の借金をして都内のマンションか郊外の戸建住宅を購入したが、不動産価格の引き続く値下がりによって、その価値は半分〜1/3に下がってしまいました。また、賃金の横ばい(実質低下)、リストラや出先・子会社等への出向などにより給与水準も甚だしく低落傾向です。ローンの残債(大きな借金)を返済するどころか、資産価値の値下がりによって逆ザヤとなってしまっています。老後はローン残(借金)が残るだけだし、年金も先細るという大きな不安を抱えています。
●元来、資本主義経済は将来の成長が約束されてこそ成り立つものですが、今の日本で起こっているのは全く反対の現象です。つまり、日本の中産階級層の多くの人々が未来への望みを殆ど見失ってしまっているのです。それは、未来に対する深刻な閉塞感です。そこで、彼らの心の中では、メラメラと“八つ当たりの的を探し回る不条理の情念が燃え上がり、あるいは適当な人身御供(弱者叩きのためのターゲット)を求めて巷を経めぐり、恨み辛みの感情”が煮えたぎり始めています。これは紛れもなく、第一次世界大戦後の大混乱期にドイツの中産階級層の心に巣食ったルサンチマンと同じ性質の感情です。
●これこそが、今の日本に漂っている鬱陶しく重苦しい、そして不自然に捩れたような鬱積した感情の震源地です。この暗鬱なルサンチマンは、何か切欠さえあれば“非国民、売国奴!”などの罵倒と罵りの声に変わり、その矛先を向けるべき負け組み(弱者)を探し回っています。これが、今の日本のポピュリズム(劇場型大衆政治)の苗床であり、過剰な“勝ち組み、負け組み!”呼ばわりの温床です。今、街中の若者や子どもたちの間にも、このルサンチマンの感情が伝染し広がりつつあり、例えば“勝ち組は高給ハムにされて食われるが、負け組みは精々のところ合い挽きひき肉かハンバーグだ!”というような、趣味の悪い、暗〜いジョークが流行っています。
●日本社会のルサンチマンは、もはや相当に重態のようです。そして、このようなやり場がない怨念と暗い情念の渦の中にとり込まれた都市部の中産層や若者たちが、唯一、希望を託せるのが、他でもないワンフレーズ・ポリティクス型の稀代のポピュリスト政治家たち、すなわち小泉純一郎、石原慎太郎、安部晋三なのです。そこで象徴的な社会操作概念(メコネサンス)として登場するのが靖国神社参拝であり、愛国心であり、軍事国体論なのです。ルサンチマンへの反動として、これらは都市部の中産層や若者たちの多くが受け入れ易い、未来への希望の代償となっているのです。かくして、日本の社会は、やり場がない怨念のルサンチマンに侵食されながら、右傾化への道を直走っているのです。
(中略)
●同じ、宗教と言っても、今のアメリカ・ブッシュ政権を引っ張っぱる宗教原理主義キリスト教集団、ルサンチマンの無駄な消費(テロリズム)に明け暮れるイスラム系の原理主義諸派、日本の旧国家神道(靖国神社信仰の母胎/日本伝統の神道とは異なる!)、その他の雨後の筍の如く国内外で出没する新興・エセ宗教群は、端的に言ってしまえば、人間の理解に関する視野が非情に狭く、しかも寛容さに欠けるという意味でカルト教団(あるいは詐欺師・ペテン師集団)ではあっても、“人間の救済のための宗教”とは決して言えないのです。
●しかし、これらの新興・エセ宗教群こそ、いともたやすく、人間の弱さと、その人間に宿命的に付き纏う「ルサンチマンの情念」に苦しみ悶える人々への「いともたやすい救済」を装うので、絶えず注意しなければならないのです。国の内外を問わず、カルト教団などと談合・癒着・結託した第二、第三のヒトラー型政治権力の出現こそ、我われ普通の人間が最も警戒しなければならないことです。
悲しい歌(ルサンチマン)はきらいですか?
[ 民主主義の危機 ] 2005-05-14 10:40:16
日本、世界の過去・現在・未来/ベスのひとりごと
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・・・まぁね。
これは メッセージ 173371 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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