シーア派住民人質事件の顛末
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/04/19 12:00 投稿番号: [173280 / 177456]
サドル事務所、地元著名人がデッチあげを証明:
マダイン地区からの「シーア排除」、「シーア誘拐」はデマ
Muqtada as-Sadr Office, local notables refute hoax about
“Shi‘ah kidnappings,” “Shi‘ah expulsions” from al-Mada’in.
(英訳・アルバスラ 4月17日)
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http://www.albasrah.net/maqalat/english/0405/hoax-almadain_180405.htm
バグダッド南東に位置するマダイン地域の住民多数は、西側諸国の通
信社および衛星テレビ局による報道の誤りに反駁(はんばく)した。報道で
は、約80〜100人のシーア派住民が武装した「ゲリラ」グループに誘拐さ
れ、シーア派の家族が出ていかなければ人質を殺すと脅したとされた。
マダイン地区の部族長の1人で地元の著名人であるイブラヒム・アル・ジ
ャブリ師は、その種の武装行為はなにもないと否定した。アルバスラ・ネッ
トが伝えたレポートは、そのような話はウソだとし、メディアがなんの調べも
せずに中継したものだと述べた。
ジャブリ師はクドス・プレスとの電話インタビューで、地域が緊張している
のは確かだが、その緊張は地元住民のあいだで発生したものではなく、地
元の民衆と占領軍とのあいだに存在しており、占領軍は日常的に民家を
襲っては勝手気ままに大量の拘束者を連行している、と話した。
マダイン地区にある男子中学校の教師も、宗派がらみの誘拐事件と排
除に関する報道をどれも否定した。アハマド・アル・ジュマイリはクドス・プレ
スに、「この地域ではそのような事件は目撃されていない。なぜなら、この
地域はスンナとシーアの共同体が互いに結びついた大きな社会関係を基
盤として成り立っているからだ」と語った。
しかしジュマイリは、傀儡(かいらい)警察と「国家警備隊」がスンニ派教
徒の家屋のみを襲撃し捜索しているという行為の結果として、宗派的な緊
張が高まっていると指摘した。傀儡警察と「国家警備隊」のほとんどのメン
バーが、シーア派で盲目的排他主義の政党に属した民兵の残党だったと
彼は説明した。しかし彼は、政府側がそのような不当行為をおこなったに
もかかわらず、事態が大規模に誰かを排除するまでにいたるとは考えて
いない。
バグダッドにあるシーア派の指導者サドル師の事務所も、同様に、この
間違ったデマを論駁し、この作り話がイラク国民のあいだに宗派間の衝突
を起こさせることを狙ったものだと指摘した。<サドルの運動>事務所の
情報提供者は、クドス・プレスに対して、事務所に届いている情報はその
種の事件がなんら発生していないことを確認した。彼はこの話が「目撃証
言」なるものにのみもとづいて放送され、公式には確認されていないもの
だと説明した。
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▼日本の報道では
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毎日: シーア派住民「人質」、未発見−−軍が捜査終了
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/archive/news/2005/04/19/20050419ddm007030039000c.html
読売: イラク人質事件なかった?武装勢力・人質見つからず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000215-yom-int
朝日: イラク・マダインの人質、治安部隊が救出 武装勢力拘束
http://www.asahi.com/international/update/0417/004.html
産経: 住民人質に立てこもり イラクスンニ派
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000013-san-int
共同: 治安部隊が掃討作戦実施 イラク、人質解放で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050417-00000142-kyodo-int
※ 当局発表はとにかく「信じる」か、信じないまでも「報道する」という
日頃からの傾向が全般的に指摘されます。また、アメリカ政府とその
プロパガンダ機関が、イラク侵攻前から宣伝してきた「シーアとスンニ
の対立」という、<虚偽の構図>を引きずっていることも指摘できるか
マダイン地区からの「シーア排除」、「シーア誘拐」はデマ
Muqtada as-Sadr Office, local notables refute hoax about
“Shi‘ah kidnappings,” “Shi‘ah expulsions” from al-Mada’in.
(英訳・アルバスラ 4月17日)
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http://www.albasrah.net/maqalat/english/0405/hoax-almadain_180405.htm
バグダッド南東に位置するマダイン地域の住民多数は、西側諸国の通
信社および衛星テレビ局による報道の誤りに反駁(はんばく)した。報道で
は、約80〜100人のシーア派住民が武装した「ゲリラ」グループに誘拐さ
れ、シーア派の家族が出ていかなければ人質を殺すと脅したとされた。
マダイン地区の部族長の1人で地元の著名人であるイブラヒム・アル・ジ
ャブリ師は、その種の武装行為はなにもないと否定した。アルバスラ・ネッ
トが伝えたレポートは、そのような話はウソだとし、メディアがなんの調べも
せずに中継したものだと述べた。
ジャブリ師はクドス・プレスとの電話インタビューで、地域が緊張している
のは確かだが、その緊張は地元住民のあいだで発生したものではなく、地
元の民衆と占領軍とのあいだに存在しており、占領軍は日常的に民家を
襲っては勝手気ままに大量の拘束者を連行している、と話した。
マダイン地区にある男子中学校の教師も、宗派がらみの誘拐事件と排
除に関する報道をどれも否定した。アハマド・アル・ジュマイリはクドス・プレ
スに、「この地域ではそのような事件は目撃されていない。なぜなら、この
地域はスンナとシーアの共同体が互いに結びついた大きな社会関係を基
盤として成り立っているからだ」と語った。
しかしジュマイリは、傀儡(かいらい)警察と「国家警備隊」がスンニ派教
徒の家屋のみを襲撃し捜索しているという行為の結果として、宗派的な緊
張が高まっていると指摘した。傀儡警察と「国家警備隊」のほとんどのメン
バーが、シーア派で盲目的排他主義の政党に属した民兵の残党だったと
彼は説明した。しかし彼は、政府側がそのような不当行為をおこなったに
もかかわらず、事態が大規模に誰かを排除するまでにいたるとは考えて
いない。
バグダッドにあるシーア派の指導者サドル師の事務所も、同様に、この
間違ったデマを論駁し、この作り話がイラク国民のあいだに宗派間の衝突
を起こさせることを狙ったものだと指摘した。<サドルの運動>事務所の
情報提供者は、クドス・プレスに対して、事務所に届いている情報はその
種の事件がなんら発生していないことを確認した。彼はこの話が「目撃証
言」なるものにのみもとづいて放送され、公式には確認されていないもの
だと説明した。
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▼日本の報道では
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毎日: シーア派住民「人質」、未発見−−軍が捜査終了
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/archive/news/2005/04/19/20050419ddm007030039000c.html
読売: イラク人質事件なかった?武装勢力・人質見つからず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000215-yom-int
朝日: イラク・マダインの人質、治安部隊が救出 武装勢力拘束
http://www.asahi.com/international/update/0417/004.html
産経: 住民人質に立てこもり イラクスンニ派
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000013-san-int
共同: 治安部隊が掃討作戦実施 イラク、人質解放で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050417-00000142-kyodo-int
※ 当局発表はとにかく「信じる」か、信じないまでも「報道する」という
日頃からの傾向が全般的に指摘されます。また、アメリカ政府とその
プロパガンダ機関が、イラク侵攻前から宣伝してきた「シーアとスンニ
の対立」という、<虚偽の構図>を引きずっていることも指摘できるか
これは メッセージ 173276 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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